地主基・地須岐 (地結き・地挿き)。
地の神の纏り。 → アユキ・ハニスキ
大嘗会において、地の十一神を祭る。
この神々は『キツヲサネ』の五神 (五臓の神)と『アミヤシナウ』の六神
(六腑の神)
で、地つ政を守る。
【主基・須岐】スキ −広辞苑より−
(次すきの意)
大嘗祭で、西方に設けられる祭場。悠紀(ゆき)に次いでここで天皇が祭祀を行う。また、主基の国のこと。
『久方の 光 生れます 初嘗会
天ユキ・地スキに 付け祭り 御子
養さんと 二尊の 実心つくす 天のハラ』4文
『天ユキ・地スキの 祭主 頼みてそれの 霊還し なさば苦しむ 霊の結も 解けてムネカミ ミナモトへ』13文
『なれど活き優き たまゆらぞ』13文
『錦織は ユキ・スキ宮の 大嘗の 会の時の衣ぞ 綾織は 埴の社の 新嘗会に 優き祈る衣ぞ』23文
『帰るニハリに ユキ・スキの 宮に祈りの 大嘗会 三種の受けを 天に応え 宮に納むる』24文
『ミヅホには ニハリの例 ユキスキの 大御祭の 大嘗会 三種の受けを 天に応え』26文
『天尊と代々 皇尊 ユキ・スキの宮 山海と ト尊霊は 埴スキの 嘗会に付けて 人草の 寿
祈るなり』27文
『十一月に 天ユキ・地スキの 宮
造り 元明 陽陰の 神祭 タネコ・クシタマ 左右にあり 神饌供え祭り 申す臣』30文
『九星を纏る ユキの宮 アメトコタチと スキ殿に ウマシアシカイ ヒコチ神 合わせ纏れば 名もタカマ』ミ6文
『門はクシ・トヨ イワマトの 神のユキ・スキ 透き通る』ミ8文
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