ゑと  ヱト  weto

  

【(陽陰・上下・兄弟)・干支】
陽陰。上下。早遅。兄弟。姉妹。

ゑとやすめとて うちみやの とよひめめせは ねのつほね さかりなけけは』ホ7
『ひにむかつひめ のたまふは なんちらゑとか みけひえて』ホ7
ゑとのいくしま たるしまと かみなたまえは もりもなし』ホ21
『ををんかみ ゆるすみことは ゑとのすえ やなゐかくろひ』ホ21
ゑとしかときけ くにたみお わかものにせな きみはその たみのきみなり』ホ24
『かれによのうち むつましき ゑとおなつけて はらからと いふもとおりそ』ホ24
ゑとのみや きたつにありて こころみに うみさちひこか』ホ25
『ことしろぬしか ゑとのこの くしみかたまお こいうけて つきとなすへし』ホ27
『すめみこやゐに のたまふは ゑとのたかひに きしらふは あつくひとなし』ホ31
『そふほはつはる みののくに かんほねかめの ゑととおこ くにのいろあり』ホ38
『きひはりま ゑとのたけひこ よはきしお まてにならひて』ホ40
『はつにをうみの ゑとのこの ゑみこあにつき をうみたす』ミ6
『みをやのそはに やもとかみ まもるとほかみ ゑひための ゑとのことふき』ミ6
『つきすみの しかのみことか ゑとのかみ とよりののとの ゆえおとふ』ミ7
『かくゑとの とさきのゆえは あめみをや のりしてゑかみ ふゆおもり』ミ7

1.「ヒタメホカミ」8兄弟の「」と「」。(交代で日本を治めを継ぐ)
  この兄弟が干支の名の末尾に付く
」と「」となる。

『ともにむつみて ゑとかみの そのひそのたみ もることく』ホ24
『なれはふたゑと きあゑより ゑとほとかそえ ひとゑむそ とゑはむもとせ』ホ28
『はつにをうみの ゑとのこの ゑみこあにつき をうみたす』ミ6
『つきすみの しかのみことか ゑとのかみ とよりののとの ゆえおとふ』
ミ7
ゑとにはんへる みそのかみ ひひにかわりて むそかもる むわのなめこと』ミ7
『かくゑとの とさきのゆえは あめみをや のりしてゑかみ ふゆおもり』ミ7

2.<1と同根> 干支(上下・陽陰・日月・明暗)。

ゑとにそむ あめあかるひは よろつよし やつくりはこれ』ホ21
『ををんかみ ゆるすみことは ゑとのすえ やなゐかくろひ』ホ21
『またうつろゐの やまさもり ゑとのほにより つきまもる』ホ21
『このゆえひひの みかまとの ゑともりかみと たたえますなり』ホ22
『そのそひかみお ゑともりと あみやしなうて やみこなる』ホ22
『きねのひときお ゐやしろに ゑとのむそかに もりあまる』ホ22
『たねこらも ゑとむそうちに つまいれて よつきおなせよ』ホ27
『むそとしに みたのふゑとの ひとめくり あくるとしなる みたのあゑ』ホ28

3.地方の行政区画を治める1対の守の兄方と弟方。

『くまのかた おさくまつひこ ゑとおめす ゑひこはくれと おとはこす』ホ38

 
ゑ(上・兄・陽・天)」+「と(下・弟・陰・地)
  

1 キアヱ
 木の上・子
2 キアト
 木の下・丑
3 ツミヱ
火の上・寅
4 ツミト 
火の下・卯
5 ヲヤヱ 
土の上・辰
6 ヲヤト 
土の下・巳
7 サシヱ
 金の上・午
8 サシト
 金の下・未
9 ネナヱ 
水の上・申
10 ネナト
水の下・酉
11 キウヱ 
木の上・戌
12 キウト
 木の下・亥
13 ツアヱ 
火の上・子
14 ツアト
 火の下・丑
15 ヲミヱ 
土の上・寅
16 ヲミト 
土の下・卯
17 サヤヱ
 金の上・辰
18 サヤト 
金の下・巳
19 ネシヱ
水の上・午
20 ネシト
水の下・未
21 キナヱ 
木の上・申
22 キナト
 木の下・酉
23 ツウヱ 
火の上・戌
24 ツウト
火の下・亥
25 ヲアヱ 
土の上・子
26 ヲアト
土の下・丑
27 サミヱ 
金の上・寅
28 サミト 
金の下・卯
29 ネヤヱ
水の上・辰
30 ネヤト 
水の下・巳
31 キシヱ
 木の上・午
32 キシト
 木の下・未
33 ツナヱ 
火の上・申
34 ツナト 
火の下・酉 
35 ヲウヱ 
土の上・戌
36 ヲウト
土の下・亥
37 サアヱ
 金の上・子
38 サアト
金の下・丑
39 ネミヱ 
水の上・寅
40 ネミト 
水の下・卯
41 キヤヱ 
木の上・辰
42 キヤト
 木の下・巳
43 ツシヱ 
火の上・午
44 ツシト
 火の下・未
45 ヲナヱ
土の上・申
46 ヲナト 
土の下・酉
47 サウヱ 
金の上・戌
48 サウト 
金の下・亥
49 ネアヱ 
水の上・子
50 ネアト
水の下・丑
51 キミヱ 
木の上・寅
52 キミト
 木の下・卯
53 ツヤヱ 
火の上・辰
54 ツヤト 
火の下・巳
55 ヲシヱ 
土の上・午
56 ヲシト
土の下・未
57 サナヱ 
金の上・申
58 サナト 
金の下・酉
59 ネウヱ 
水の上・戌
60 ネウト
水の下・亥

キ・ツ・ヲ・サ・ネ』『ア・ミ・ヤ・シ・ナ・ウ』『ヱ・ト』の組み合わせで構成される。
年だけでなく日にもこれが適用される。
 

『ふそひすす ももふそゐゑた としきしゑ はつひほのほの いつるとき』ホ4
『ふそひすす ももふそむゑた としさなと やよいついたち』ホ6
ねなとやよひの もちよりそ うつきのもちに かえります』ホ6
『ふそゐすす こそみゑとしの さあゑなつ かくゑしほみて』ホ10
『ふそゐすす ももゑふそやほ としさみと かしまのみやの ひとりひめ』ホ16
『ふそゐすす ももみそゑたの としさなと はるのはつひに』ホ192
『ふたあれかみと きさらしゑ まつるのりゆみ ならふころかな』ホ192
『ふそむすす そむゑよそひほ としきやゑ やよいかすかの』ホ20
『まつそまおして きおきるは きやゑ(切ゆ「上」)のひよし ておのそめ』ホ21
ねしゑ(平す「上」)いしすゑ はしらたて なかすみはしら みなみむき』ホ21
『むねあけは つあゑ(立ふ「上」)にいはひ あかこわゐ そみかしはあめ ひとつきと』ホ21
『かつやまいりは つゑさゑそ きをのふはいむ』ホ21
『これにより あゑよりやゑの なかゐつか もりおはなれて あそひゆけ』ホ21
『ときよそふすす やもゐそゑ きわとしねうと はつきよか』ホ27
きあとなつ みくらいなりて いせにつく あまてるかみの みことのり』ホ27
『よそこのすすの こもそひゑ はつほきあゑの はつみかに こやねもふさく』ホ27
『なれはふたゑと きあゑより ゑとほとかそえ ひとゑむそ とゑはむもとせ』ホ28
『ときふそひすす もふそゐゑ みそひきしゑの はつひのて』ホ28
『ふそひほの きなゑのはるは あめふたゑ あすすこよみと なおかえて』ホ28
『あすすきみゑの かんなみか あみこみつから もろひきて』ホ29
『としさなと かしはらみやの はつとしと みよかんたけの おおいなるかな』ホ29
『としさなと はつひさやゑに うましまち とくさたからお たてまつる』ホ30
さあゑひつきと あめとみは わけつちみやの つるきもち』ホ30
『よほきさら ねうゑきなゑ みことのり みをやのかみの みやことり』ホ30
『かしはらの やほをやゑあき すへしかと たかくらしたか』ホ31
『ふそとしさみと こしうしろ はつほをさめす またむかふ』ホ31
さみゑなつ やひこのほりて をかむとき あめのさかつき かすいたる』ホ31
『としさみと うつきはつひに わきかみの ほほまのおかに』ホ31
『よそふとし はつみかきみゑ かぬなかわ みみのみことお よつきみこ』ホ31
『わかみやお たてよといひて うちにいり やよいそきやゑ かみとなる』ホ31
『ときあすす ももみそよとし つあとはる はつひさなゑの ことほきし』ホ31
『すえひかさやゑ わかみやの いみなやすきね としゐそふ』ホ31
『なかつきの ふそかつみゑに おもむろお かしおにおくり』ホ31
『よさやゑうつき いほみさる みしりつひこの かみとなる』ホ31
さやとなかもち きさきうむ いみなしきひと たまてみこ』ホ31
『むほねしゑふゆ いとおりめ うむいきしみこ すけとなる』ホ31
『ふそゐさあとの むつきみか しきひとたてて よつきみこ いまふそひとし』ホ31
『みそむほさつき そかねなと すへらきまかる やそよとし』ホ31
『ときあすす ももなそねあと あふみみか みこしきひとの としみそみ』ホ31
きみゑのしはす かたしほの うきあなみやこ きみとはつ ぬなそひめたつ』ホ31
『よほつやゑ うつきそゐかに ぬなそひめ うむみこいみな』ホ31
『むほをしゑ むつきそゐかに うちのうむ いみなときひこ くしともせ』ホ31
『みそやさみゑの しはすむか すへらきまかる わかみやの もはいりよそや』ホ31
『ときあすす ふもやほさみと きさらよか ねあゑわかみや としみそむ』ホ31
『きさらつしとは そふをしゑ かえしねみこお よつきなる ことしそやなり』ホ31
『ときあすす ふもよそみとし つみゑはる むつきつうゑは こかきしゑホ31
『ふそことし きしゑはつみか きさきたつ よそたりひめの としそゐそ』ホ31
『よそことし きみゑはつひに きさきうむ いむなおしひと』ホ31
『あくるきなゑお はつのとし なとしはつそふ いきしこめ たててうちみや』ホ32
『ときあすす むもふそひとし きなゑはる むつきねしゑは そみきしゑホ33
『はつとしの きさらきさうと そむつみゑ おおひこのめの ことしそひ』ホ33
『やほさみと うよかたかはし むらいくひ うまささつくり みわかみに』ホ33
『そほねやと ふつきすえよか みことのり たみたすをしえ かみまつり』ホ33
『ふそことし はつひをうとに きさきまた うむみこいくめ』ホ34
『よそやとし はつそかをあゑ とよきみと いくめきみとに みことのり』ホ34
『おとはよも たみおをさむる よつきなり うそこかつみゑ みことのり』ホ34
『むそふきなとの あふみつき きみとつやゑ みことのり』ホ34
『むそやとし しはすをなゑは ゐかねあゑ きみこときれて ものいわす』ホ34
『あくるとし ねやゑはつふか あめひつき みよあらたまの はつきそひ』ホ34
『ときあすす むもやそことし ねやゑはる むつきつあとは をみゑみこ』ホ35
『よほなつき つうゑをなゑ さほひこか きさきにとふは』ホ35
『ふそみほなつき つみゑはの ふかみことのり ほんつわけ』ホ36
『たまきみや ふそなほはつき なかをみと いくさうつわお』ホ37
『みそなほはつひ をみゑたつ たりひこはそや よつきみこ』ホ37
『こそこほさしゑ あふみはひ きみまかるとし ももみそな』ホ37
『ふそさみゑ きさらきよかに ゐものひめ くすこうちみこ』ホ38
『まきむきの ひしろのゐそみ としつみゑ ほつみはつひに』ミ序

  

09/09/23

  

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