【(立て詣つる)・奉る】
●上げ供える。上に納める。献上する。奉納する。
『ほつまつたゑの よそあやお あみたてまつり』ホ序 『ひとなるのちに やよいみか みきつくりそめ たてまつる』ホ2 『あめのきと みはしらのみち たてまつる』ホ3 『あかひこくわに ひくいとお なつめかおりて うふきぬの みはたてまつる』ホ4 『ちちたてまつり ひたすれと ひとみおとちて つきひなや』ホ4 『おはひめか こゑねのくにに みはおりて たてまつるとき』ホ4 『ひのわかみやの わかひとと とよけゐみなお たてまつる』ホ4 『やはりわかやき みのるゆえ むすめたかこお たてまつる』ホ9 『うけもちか はつきはつひに なるはつほ とよくんぬしに たてまつる』ホ15 『ひたかみにつる たてまつる はねさきみれは ふそよなり』ホ16 『ときにつきすみ おおくまと ひつめあおこま たてまつる』ホ192 『こかねひつめの くろこまお たかきかひけは たてまつる』ホ192 『ちちみつからの つけふみお かくやましかに たてまつる』ホ20 『しかはちおもち たてまつる みやうかかひて わかちそと』ホ25 『たけいわたつは くつおあけ あそひめゆなに たてまつる』ホ25 『かみにつつみて みひきくさ ふはこにおさめ たてまつる』ホ26 『ときにたねこか たけひとと いみなちりはめ たてまつる』ホ27 『みつからこれお さつけます かすかはきみに たてまつる』ホ28 『あめふたゑ あすすこよみと なおかえて あつさにほりて たてまつる』ホ28 『みかつちの ふつのみたまお くらにおく これたてまつれ あひあひと』ホ29 『としさなと はつひさやゑに うましまち とくさたからお たてまつる』ホ30 『あめのたねこは かみのよの ふることしるし たてまつる』ホ30 『ひのをみは しるしのみはこ たてまつる あたねはかかみ』ホ30 『するかみや はふりはらのゑ たてまつる みこもふせとも きみうけす』ホ31 『あすそふかあさ すわはふり はらやまのゑお たてまつる きみこれおほむ』ホ32 『おなしとき しらひけのまこ あめみかけ あわうみのゑお たてまつる』ホ32 『ときたけひてる たまかわの かんたからふみ たてまつる』ホ32 『やほうよか たかはしいくひ みきつくり みわおおかみに たてまつる』ホ33 『ついにとりゑて ねつきふか ほんつのみこに たてまつる』ホ36 『はにてこおよひ くさくさの かたちつくりて たてまつる』ホ37 『ともにゆく みをやのかみに にきてなし たてまつるわか』ホ37 『ひほこかひまこ きよひこに さおしかやれは たてまつる』ホ37 『きみかみとなる ちちくやみ いまわかみやに たてまつる』ホ39 『ゑみしから かそにしきとは わしのはの とかりやももて たてまつる』ホ39 『みちのくよりは きかねとを くまそやももて たてまつる』ホ39 『とらかしは ひろひかんかえ あふみさし いまたてまつる たまかさり』ホ39 『きみもなんたに とらかしは さかきみすかた たてまつる』ホ40 『これたてまつる みわのとみ すゑとしおそれ つつしみてそむ』ホ40 |
●高めて完成する。仕上げる。仕立てる。
『やそよろかみお つかさとり みまこおまもり たてまつれ』ホ10 『これむかし いよにわたりて ししはむお つちきみとりて たてまつる』ホ40 |
● 他の動詞に付いて謙譲の意を添える。=申し上げる・つかまつる
『ふかきこころお そゑゐれて あけたてまつる すえにをしてそ』ホ序 『いはとおなくる たちからを みてとりいたし たてまつる』ホ7 『やそよろかみお つかさとり みまこおまもり たてまつれ』ホ10 『あまてらします ををんかみ ほきたてまつる のとなかに』ホ22 『みはえしめして あいかたり あらたにそめて ふたやより あけたてまつる』ホ40 『ををきみの みまこおいたき たてまつり てくるまにゑて みゆきなる』ミ逸 |
「たつ(立つ)」+「まつる(詣つる)」の同義語連結。
「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。
類語:「あく(上ぐ)」「ささく(捧ぐ)」「すすむ(進む)」「まいらす(参らす)」「まいなふ(賂ふ)」「さしあく(差し上ぐ)」
12/03/25
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