【(連る)】
A: 合う/合わす。和す。収(治)まる/収(治)める。連なる/連ねる。
『たみまして あまてるかみの みかかみお』ホ序 『またてるたえは たけむたの そのみつつきお まてのはに』ホ192 『ゆひてなかもつ あかたえと ぬきまおかぬる てるたゑや』ホ192 |
変態:「たる(足る)」「つる(連る)」「とる(執る)」「する(為る)」「せむ(狭む)」「せる(迫る)」「そむ(染む)」
派生語:「あまてる(陽陰連る)」「てれは(者)」「てるたえ(連栲)」
【出る・照る】
B: 離れる/離す。放つ。分かつ。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。
『すすみてる たけみかつちか そむたけの よろにすくるる ちからにも』ホ8 『かねてほつまと ひたかみの さかいにてまつ ふつぬしか』ホ11 『てるあらかねお たたらなし ふいこにねれよ』ホ15 『またたちからを たにおてて たまゆらきけは みつしれり』ホ17 『ひたかみおてて かしまみや そのみちたみの いてむかひ』ホ20 『ちからおほとし ささくれは やものにきわひ たからてる かれにたからそ』ホ23 『はつにてるなは ほのあかり いみなむめひと』ホ24 『あまのとも あけてむれてる わかひめか まりにわかみつ くまんとす』ホ25 『おとたけすみと みなつきの みそきしてのち うふやてて』ホ26 『こしのほらあな ほりぬけて しなのにてれは これおつく』ホ28 『たとひおちても なうらめそ かけのまめなせ このめてる』ホ28 『やよひはひ やそともそろえ みやこてて たまみつやとり』ホ37 『やまへこひたり みつなきお あめにいのれは いわかとに しみつわきてる』ホ38 |
変態:「ちる(散る)」「とる(取る)」「さる(離る)」「そる(剃る)」
派生語:「て(手)」
【照る・(達る)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」
『そのみなお うほひるきとそ たたえます くにうるはしく てりとほる』ホ3 『みこのひかりの てりとほり やもにこかねの はなさけは』ホ4 『ををんかみ あめかしたてる くしひるに たみもゆたかに』ホ8 『あまてるみこの をしほみみ あまつひつきは たかのかふ』ホ12 『ほしてるのあは にのひかり さのこかとこれ』ホ21 『あめはふりてり まつたきは いかつちわけて かみおうむ』ホ24 『あにひつきてる ひとくさも かにはひやすそ わのきみも かにたみかるそ』ホ26 『そのひかり てりかかやけは なかすねか たたかひやめて きみにいふ』ホ29 『たらのそたつも うるほいも てるきつさねの なかにいて』ミ1 『たはきそらてる みつをかみ きさらきなかに みつをきて』ミ9 |
変態:「たる(足る・達る)」「とる(照る)」
派生語:「てらす(照らす)」「あまてる(和照る)」「したてる(下照る)」「てり(照り)」「ひてり(日照り)」
【(垂る)】
E:
負の方向に離れる/離す。「低まる・端にある・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」
変態:「たる(垂る)」
【(連)】
連なり続くさま。連続。
『のりのふみてるたえのあや』ホ192 |
「てる(連る)」の名詞化。
11/01/27
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