【日照り・旱】
1.正の方向に離れるさま/所。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま/所
2.日(陽)の当たるさま/所。
『かちていけとる はたれまお かわくひてりに つなきおき』ホ8 『あめかせひてり みのらねと あたたらくはり うゑさせす』ホ9 『ふそかあしきた こしまにて ひてりにあつく みつおめす』ホ38 『あたやから よもにたききお つみあけて なそかひてりに ひせめなす』ホ39 |
[1]
「ひてり」は「ひてる」の名詞化。
「ひてる」は「ひつ(秀つ)」と同義語「てる(照る)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
[2]
「ひ(日・陽)」+「てり(照り)」
「てり」は「てる(照る)」の名詞化。
変態:「ほてり(火照り・熱り)」「ひたり(秀り/左)」「ほたる(蛍)」
10/02/07
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