【左】
日の出の方向。東。南を向いたときに東にあたる方。
『ことあけに めはひたりより をはみきに わかれめくりて』ホ3 『をはひたり めはみきめくり あひうたふ あめのあわうた』ホ3 『ひたりはたにの さくらうち みよのさくらの ならしうた』ホ14 『うおのめと かわるひとめの うらかかみ ひたりにもては みきにみゑ』ホ17 『ひたりえやれは みきにゆく むかふえやれは まえによる』ホ17 |
●ひたりのとみ(左の臣)の略。
『あめみまこ ひたりかすかと みきこもり さつけてよよに これおつく』ホ30 『みかかみは ひたりおしくも やゑかきは くしみかたまに さつけおき』ホ30 |
「ひ(日)」+「た(出)」+「り」
「た」は「て(出)」の変態。どちらも「つ(出)」の名詞形。
「り」は場所を表す。「ら」の変態。
変態:「ひてり(日照り)」「ほてり(火照り・熱り)」「ほたる(蛍)」
類語:「た(左)」「ひた(左)」「ひたち(日立)」「ひかし(東)」
【(秀り)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・中心にある・主導する」さま
●老熟。大老。
『ひたりの かなさきも こたゑおしらて うかかゑは』ホ8 |
「ひたる(秀る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・主導する・至る」などの意。
変態:「いたり(至り)」「ふとり(太り)」「ひしり(聖)」「まったり」
類語:「をきな(大・熟・老)」「ゑをや(熟老)」「うをや(熟老)」
11/05/03
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