【哉・がな】
(心に)かけるさま。思うさま。〜ではないかな?
『いそのまさこは いわとなる よよのんてんの ほつまふみかな』ホ序 『とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな』ホ1 『うたのかつもて わにこたふ これしきしまの わかのみちかな』ホ1 『ふたかみおはお たたゑます きくきりひめも あなかしこかな』ホ4 『ゐみなとは しむにとほれは まことなるかな』ホ4 『みそきのみちは みおあかす やまとのみちの おおいなるかな』ホ5 『ここにをさめて うむみこは いむなしつひこ たちからをかな』ホ6 『たまかえし さるさるさわに おこるみちかな』ホ8 『やゑかきうちで たのしむる ももやそひたり こにみつるかな』ホ9 『をしてたまわる かつてかみ これもよつきの うたのみちかな』ホ10 『これつよし きみはやさしく やわらかに ませはかかえて ととむものかな』ホ13 『すゑおをもひて むつましく わさおつとむる いせのみちかな』ホ13 『むかふいもをせ ほしおさる すすかのをしゑ ををいなるかな』ホ13 『あめのみち なすひとかみに あひもとむ ゆえにここなし めつむこれかな』ホ15 『ひともたききに きることく おしまてしむの ゐたみかな』ホ17 『やたのかかみの みなのあや いとめくみなり あなかしこかな』ホ17 『いかつちひしく いさおしお たけみかつちと なつくこれかな』ホ191 『ふたあれかみと きさらしゑ まつるのりゆみ ならふころかな』ホ192 『もろはかり ついにうつして あすかかわ くるわにほりて みそきなすかな』ホ20 『おころのかみと なおたまふ よよいかすりて あらやもるかな』ホ21 『へてまたもとの にはりみや ゐつををかみの ことおおいかな』ホ21 『もちてこもりに さつけます みたひうやまひ みなうくるかな』ホ24 『さとにわたりて あらたなす こしにもとりて いせきなすかな』ホ24 『みこころお つくすみまこの ほつまなるかな』ホ24 『むめひとをきみ しわかみの ほつまのみやに かえりますかな』ホ25 『やまはといろの みつのあや かみのよそひの みはもなるかな』ホ26 『はなおつくして そのあすは おおんたからに おかましむかな』ホ27 『あまつひつきの さかゑんは あめつちくれと きわめなきかな』ホ27 『かあひにあわせ みをやかみ めをのかみとて いちしるきかな』ホ27 『うちはへところ かすかかみ ふとのとことお つかさとるかな』ホ28 『としさなと かしはらみやの はつとしと みよかんたけの おおいなるかな』ホ29 『みたひうやまひ みなうくる やまとひつきの みやことりかな』ホ30 『むつきそひかは あかためし みきおたまはる はしめなるかな』ホ30 『あまみこか あめにかえれは みそみおふ まめもみさほも とほるあめかな』ホ31 『きみとしことの はつきゐか やよのもまつり まことなるかな』ホ31 『おもむろお たまてにおくり ゐたりおふ ともにおさめて あきつかみかな』ホ31 『とみもよおさり かりとのに をやにつかふる まことなるかな』ホ32 『みくさたからお あらたむる そのことのりは おほいなるかな』ホ34 『おそれみちゑよ うちみやは きみははのこお めくむのりかな』ホ36 『いきおめくまて からするは いたましひかな ふるのりも』ホ37 『あわうみの あつみのかみと すみのゑも ともにきふねの まもりかみかな』ホ37 『おしやまに とつくははこも をんめくみ ふかきゆかりの ためしなるかな』ホ37 『よよにつたふる たけうちは ついになからふ みちとなるかな』ホ38 『ゐそよほなつき みそかには ひしろのみやに かえりますかな』ホ40 『さるたより もものつかさも ひのてえるかな』ミ4 『しかおちこちの ももつかさ みなふみそめて かえるこれかな』ミ7 『あまねくに おしゆるみなも わかひるめ にふのゐさおし ををいなるかな』ミ10 『さたわいやます みこみまこ ももやそとめる ををなむちかな』ミ逸 『あおれとは しらうとこくみ ことははと よそめもおかす なおれなるかな』フあおれ 『あのつるに くらゐもわさも ゆつるとは しるもしらぬも さためつるかな』フあつる 『いもこけの おろちかこりの ひめかむお たつとかくしの はかみなるかな』フいこけ |
「かぬ(交ぬ・兼ぬ)」の名詞化。
ここでは「A: (心に)合わす・かける」の意。
類語:「もかも」「もか」「かも」「もかな」「〜かね?」「〜かや?」
【金・要・(捏・熟)】
D:
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
『そのよまた かみゆきみれは かなまこと いれすはちみす』ホ5 『かなやまひこか うりふひめ なかこおすけに そなゑしむ』ホ6 『かみのみこころ うるはしく みそきつかさお かなさきに』ホ8 『おろかめか ねたむいそらの かなつゑに こたねうたれて なかれゆく』ホ16 『ちみちのあふみ かなつくり かけはをさしの つりなわも ゐつきみしかく』ホ192 『ちかねおのはし つのおさく かなゆみつくり とこかたり』ホ35 『すへてふくゐの かなまろの ななのきたひの』ミ8 『ここにひるこは ゐものしに かなあやゐさせ あまねくに』ミ10 |
「かぬ(上ぬ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「かね(金)」「こね(捏)」「きね(熟)」「きぬ
(絹)」「こな(熟)」
類語:「かなめ(要)」
派生語:「かなさき(要柵・金折)」
【(悲・枯・暗・暮・懲)】
E:
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
「かぬ(枯ぬ)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「かれ(枯)」「こり(懲り)」「ころ(転)」「くれ(暮)」「くら(暗)」「くま(隈)」「くも(雲)」「くろ(黒)」
派生語:「かなし(悲し)」
【汚名】
負の方向に離れる名。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」名
『しらうとこくみ ははおかす かないまにあり きみまねて かなおかふるや』ホ32 |
「か(曲・汚・暗・枯)」+「な(名)」
10/06/21
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