【悲し・哀し・(兼なし)】
かなわぬ如し。どうしようもない時の嘆きの感情を表す。
『ここりひめ きみこれなみそ なおきかす かなしむゆえに きたるとて』ホ5 『あしなつち そをのてにつき やめうめと おひたちかぬる かなしさは』ホ9 『なすことなくて かなしきは よそはよろこふ しむのはち くやめとかえぬ』ホ17 『かなしきのちの いさおしと もろかもらえは ゆるさるる』ホ17 |
「かぬ(兼ぬ)」+「し(形容詞語尾)」
「かぬ」は「かなわぬ」の意。
派生語:「かなしむ(悲しむ)」「かなしさ(悲しさ)」「かなしみ(悲しみ)」
10/06/05
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