【埴】
負の方向に離れるさま。 陰。母。下。底。最下層。
『あめのこころに みるはかみ はにとしはかみ このあちお ひとのみにしる』ホ17 『このあわや のとよりひひく はにのこえ くにおしらする たねなれは』ホ23 |
●下って凝るさま。 土。地。世。下界。地上界。
『やかれてまさに おわるまに うむつちのかみ はにやすと みつみつはめそ』ホ5 『はにすきまつる かみはかり ふつぬしよしと みないえは』ホ10 『みつはにわかれ をのうつほ かせうむかせも ほおうみて』ホ14 『うつほかせほと みつはにの ゐつましわりて ひととなる』ホ14 『つちははにみつ かつはには やまさととなる』ホ15 『はにうつほ うけてははいし すかはたま』ホ15 『はにうくる うつほあまみつ なるくさき』ホ15 『くさきのむしの みつのこゑ かせにこゑあり うつほはね はにむしもこれ』ホ15 『はにとみつ ほかせのよつか なるけもの』ホ15 『ほとはにの よるはふたこゑ ゐのましそ よつなもこれそ』ホ15 『ちあゆみのほる はにのいき のほるいかくり いゐのなり』ホ15 『みつはにふくむ ほなるかゐ みつうくうつほ ほなるうお』ホ15 『くにとろの はにみつわけて はにはやま みつはうみなり』ホ16 『うつほかせほと みつはにの ゐつましわりて ひととなる』ホ16 『ちちのめくみは いたたくあ ははのいつくし のするはに』ホ16 『たかはかり ほかせはにみつ よつにわけ うつほのひとつ つきあわせ』ホ17 『そらとはす はにふみおれは こたえしる かせはにかみの まもるゆえ』ホ17 『さそあしなんと はにしらん いやすりたける』ホ17 『はにこころ よろますしれと みやひから』ホ17 『あめはいにしる はにこたふ ひとはつけしる このみつに』ホ17 『のてむすひ のかせにかわく くこはにに ひつめのあとは のらとみち』ホ18 『あいうえお うつほかせほと みつはにの ましわりなれる みなかぬし』ホ18 『くこわにやもお なにかたと うむくにすへて おのころそ』ホ18 『おふかんつみは はにしきて まつるやつくり しこめなし』ホ21 『かくつちかみと はにやすめ ちなみてよろの おころうむ』ホ22 『あやおりは はにのやしろの さなめゑに すきいのるはそ』ホ23 『はおかんかえて あふらかす いれてかすやの はにみつる』ホ25 『やまうみと とみことたまは はにすきの なめゑにつけて』ホ27 『ゆめのつけ かみおまつれよ かくやまの はにのひらてに ひもろけと』ホ29 『かくやまの みねのはにとり かえことは みよのうらかた』ホ29 『うつひこかこと ふねとはに やまとくにつこ おとうけし たけたあかたし』ホ30 『ちからくらふる かみののり すまいのさとに はにわなし』ホ35 『いつものはしへ ももめして はにてこおよひ くさくさの かたちつくりて』ホ37 『なんちかはかり わかこころ よしとはにわの たてものお のちのためしと』ホ37 『みこのもはいり よそやよる はにたてものし しはすそか』ホ37 『うつほうこきて かせとなる かせほとなれは つちもまた みつはにとなる』ミ6 『はにまつりのあや』ミ8 『はにみつの ゑにはしらたつ かみかたち』ミ7 『とのなめは はにみつうるふ さつきなか ひかりとほれは』ミ7 『かたちはに ふはしらたちて むつましく これかみかたち』ミ7 『はによりかせの ひとゐたつ これかみかたち』ミ7 『あはうつほ いはかせうはほ えのみつと おのはにゐつね ましわりて』ミ10 |
●凝り成った物。凝固物。 五色埴。内臓器。 =五腑
『ちしるにられて ゐついろの はにもてつくる もりのかみ』ホ14 『なつきちおにて ゐいろはに これくらわたと あふみなす ここもつつしみ』ホ16 |
「はぬ(這ぬ・蝕ぬ)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。これは陽陰の精製過程で重く沈んで凝った「陰」の属性を表す。
変態:「おに(鬼)」「おな(女)」
類語:「くに(地)」「つち(土)」「は(埴・地)」「わ(地)」「そこ(底)」
派生語:「はにすきまつる(埴直ぎ纏る)」
10/06/15
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