【食む・填む・(和む・編む・侍む)】【〜ばむ
(名詞の動詞化)】
A: 合う/合わす。在る/現す。収(治)まる/収(治)める。似る/似せる。守る。保つ。
『つるきふりにけ えひなくる しこめとりはみ さらにおふ』ホ5 『はたれまの うはひはむまに とりしはる』ホ8 『のこるひとりの いなたひめ これもはまんと』ホ9 『けのししはめは しむけかれ よつなるししは かほすきて』ホ15 『きよなおはめは ちもきよく うしほのことし よよたもつ』ホ15 『やくしほすかの うつわもの はめはみのあか まぬかるる』ホ15 『あやまりみての ししはめは ししこりちちみ そらこえて』ホ15 『いみこやに みとせすすしろ しらひけも はしかみはみて あかそそけ』ホ15 『ひとのみも すかかてはみて よろほゑて かるるにほいも ここなしそ』ホ15 『あかねほのほに つみすとも まろかねはめと けかれゑす かくいいかえる』ホ20 『もとちからゑぬ いねのみは はみてもこえす やふやくに かてたらさるそ』ホ23 『はおなおはめは ちよおうる わかなもおなし にかけれと』ホ24 『みはむゐしなお ゐつわけて なかすゐしかわ せきいれて』ホ24 『にわにすむつる ちよみくさ そそきねおはむ いけのかめ はおはむ』ホ24 『もろおとろきて ととむれは いやとよわれは たみのため にかきおはみて』ホ28 『なんちいま ひみのほのほお たつへしそ わかみけはみて したにおれ』ホ28 『きみいかん わかみをやかみ はなれんや けかれはますと いいおはり』ホ32 『いぬとりはむお きこしめし あわれにおほす みことのり』ホ37 『めをませて しむみちかけて あなにすみ けししおはみて けころもき』ホ39 『みたひのり いさよふつきの ほからかに しらいとりきて これおはみ』ホ40 『みふねかつさえ あほのはま みさこゑはむお たみにとふ』ホ40 『たみにとふ あれはうむきと しつかはむ なますもよし』ホ40 『これむかし いよにわたりて ししはむお つちきみとりて たてまつる』ホ40 『とこよいのくち やまかけの すくなみかみの たけかふに とりのついはむ』ミ2 『ねをはみて みのししめくり さめまたく いちこおはみて うるほえは』ミ4 『むねおかつらに ゆひあわせ かやふきすみて このみはむ』ミ8 |
変態:「あむ(編む)」「うむ(生む・績む・埋む)」「なむ(舐む)」「はる(貼る)」「まむ(塗む)」
派生語:「みつはめ(網象女)」「はも(衣裳)」「はんへる(侍る)」「せはむ(狭む)」「くつはみ(轡)」「こはむ(拒む)」「はめくろ」
独り言:「はん(飯)」
【(離む・放む)】
B: 離れる/離す。放つ。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。背く。
変態:「ある(散る)」「いむ(忌む)」「える(彫る)」「おふ(逐う)」「なる(鳴る)」「まる(放る)」「やる(遣る)」
派生語:「はみたす(はみ出す)」「こはむ(拒む)」「はま(浜)」「はまつ(放つ)」
【(上む・熟む・栄む・映む)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」
変態:「ある(荒る)」「いむ(斎む)」「うむ(熟む)」「えむ(笑む)」「なる(成る)」「はゆ(栄ゆ)」
派生語:「はなはも(華栄)」「はもる(栄盛る)」
【(這む・蝕む・穢む・果む・終む)】
E:
負の方向に離れる/離す。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」
『たねはたね うむすきさかめ まめすめらの そろはもはめ(蝕め)そ むしもみなしむ』ホ1 『よにわたかまり こくみらも つかえてしむお うはひはむ』ホ7 『ときにたねこか たけひとと いみなちりはめ たてまつる』ホ27 『そとかはま いとうやすかた かみのみけ はむうとうあり』ホ28 『こかしらの おろちかはめは しまつうし ははきりふれは にけいたり』ホ28 |
変態:「ある(粗る)」「いぬ(寝ぬ)」「うむ(倦む)」「おむ(怖む)」「まる(転る)」「やむ(病む)」
派生語:「むしはむ(蝕む)」「はま(浜)」「せはむ(狭む)」「はみ(蛇)」
10/02/25
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