あき  アキ  aki

  

【秋】
上がり。成熟。達成。成果。収穫。 下り坂。 7〜9月

『きははるわかは なつあおは あきにゑもみち ふゆおちは』ホ1
『ときにあめより ふたかみに つほはあしはら ちゐもあきホ2
『ややはつあきの もちのひに ひらくひとみの しほのめは』ホ4
あきかえるとき またあえは ゆききのおかの なこそゑる』ホ11
『さけのむあゐに さくらのみ あきかえるひも さけおくる』ホ11
『ちちのはるあき たみおなて このやさかにの まかるたま』ホ11
『くまとかえれは をさかたに うゆるそのあき やつかほの』ホ15
『かかはあきのね いつくしに かかけあかせる こころさし』ホ16
あきはゐと なたそこにあり きにむきて さまくらにふせ』ホ21
あきはゐと なたそこにあれ ふゆはにわ ひたそこにあれ』ホ22
『かのめはあきの からすころ かのめおいれて ねるつるき』ホ23
『このあきみつほ ちからなす かれやまはとの みはとなす』ホ24
あきみはあつき あまにかく よこしうるほひ むねおたす』ホ24
『またものぬしは みきのとみ はつよきあきの ゆみつるき』ホ28
『かしはらの やほをやゑあき すへしかと たかくらしたか』ホ31
あきおもむろお うねひやま みほとにおくる としななそなり』ホ31
『やそみとし あきはつきゐか きみまかる としももそみそ』ホ31
『むとせあき おおくにたまの かみうつし なつきそむかよ』ホ33
あきたたねこに おれかれの をとくまつりお はしつかに』ホ34
あきはつきゐか きさきのと くにかたうちめ うむみこは ちちつくわひめ』ホ34
『ゆめのしるしに みよのはつ あきあにおくれ ふゆおさめ』ホ35
『ときあすす やもよそみほの あきあめか これたてまつる』ホ40
あきかせつけて まをまゆみ ゐとおつむきて たくはたや』ミ9
『へのゆんは うおもこおうみ あきくたる のそみのやさき ほしおすこすな』フへゆん

 
あく(上ぐ・明く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る」などの意。

変態:「あか(赤・明)」「あけ(上げ・明け)
類語:「あかり(上がり・明り)」「とし(年・歳)

 
 

【飽き】
正の方向に離れるさま。 至るさま。超過するさま。

『しかれとやまは かふろなり いまにきこりの いとまあきホ25

 
あく(上ぐ・飽く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・至る・超過する」などの意。

 
 

【安芸】<地名>
正の方向に離れるさま。 日の熟す方。西。 (本州の) 至り。果て。極まり。

『はけやまお とえはあれおさ あきといふ きのあるなにて なきいかん』ホ25
あきのくに ちのみやにこす やよひには きひたかしまに』ホ29
『ままにわけおく はりまあき あはいよさぬき さえきへそ』ホ40

 
あく(上ぐ・明く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。「秋」に同じ。

別名:「きひ(吉備)」「あなと(穴門)」「すはう(周防)」「さは(娑麼)

 

09/12/12

  

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