きひ  キヒ  kihi

  

【(極・際)・吉備】<地名>
正の方向に離れるさま。 日の熟す方。西。 (本州の) 至り。果て。極まり。

『いよあわふたな おきみつこ つくしきひのこ さとうしま』ホ3
『やよひには きひたかしまに なかくにの まつりをさめて みとせます』ホ29
『ゑわかたけひこ きひかんち とわかたけひこ きひしもちホ32
きひつひこして つさのをし たにはちぬしお たにはをし』ホ33
『ゐそさきひこに きひゑひこ つきたかきひめ おとひめそ』ホ38
『つくしより ふなちおかえる あなときひ わたりあらふる ものころし』ホ38
『にしはことなく たたきひの あなとなみはの かしはたり』ホ38
『おかみてきひの たけひこと おおともたけひ したかえり』ホ39
『かみのとよそや わけそめて きひのいゑとみ もちならふ』ホ40
きひはりま ゑとのたけひこ よはきしお まてにならひて』ホ40

 
きふ(極ふ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「きみ(君)」「こわ(強)」「きわ(極)」「かひ(華美)」
別名:「あなと(穴門)
すはう(周防)」「さは(娑麼)あき(安芸)

  

10/01/26

   

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