【業・技・(術)】【(災・禍)】
1.(心身を)合わす事。為すこと。しわざ。仕事。行い。所業。身に付けたもの。
『いまににきねの さきみたま くにとこたちの わさみたま あらはるいつと』ホ序 『やものよつきは とよくんぬ あめよりみつの わさおわけ』ホ2 『そさのをしわさ あちきなく なしろしきまき あおはなち』ホ7 『わさおきうたふ かくのき かれてもにほゆ』ホ7 『このはたれ ぬゑあしもちそ はけわさに たふらかすもの みなきらん』ホ8 『はたれうたかひ かそえせす わさもみたれは ををんかみ』ホ12 『さつさつと もろかうたえは きくはたれ わさもみたれて しはらるる』ホ12 『をはおもてわさ つとむへし めはうちをさめ きぬつつり』ホ13 『そのわさに うめるたからお たたこひて くらふいぬこそ あのつみよ』ホ13 『かすかまたとく ほしさるは すてすあつめす わさおしれ』ホ13 『すゑおをもひて むつましく わさおつとむる いせのみちかな』ホ13 『またやすひこは やすやすと とりあくことお わさとなせ』ホ14 『おもえいのちは みのたから ことわさもせな』ホ15 『こもりまた せおりつひめの つつしみに たみのなすわさ』ホ16 『またのとひ おしえのおひは わさありや こもりこたえて』ホ16 『いきすひたちと なるおひの わさにいきすは いつこえか』ホ16 『ちからわさ やたのひとらの よろひきの いわおもなけて』ホ16 『とみらひめもす うまなくて をしゑおつねの わさとなせ』ホ17 『あつくをしゑは にふさるる としとしまなふ あけほのの わさもはやきそ』ホ17 『はつよりも よからてわさお かえすとも ももちをしゑて おほゑすは』ホ17 『おのかへら なんますこちに わさつけて そらつかまんと みちひねり』ホ17 『こころはあしき わさなせは みやひなかこに つくあわれ』ホ17 『ひとわさもこれ いろほしも みちもてなせは あやまたす』ホ17 『ほしきおも ゐゑわさなせよ とほしくと ぬすまはかるる』ホ17 『すえすえの たみもみちひき すなおなる わさもをしゑて つちかえは』ホ17 『うえつきゐもの のちのはつ ゐもつきあまの まさかきお きみのみわさと』ホ18 『わさとこのまて おのころの もしもうこかは よなおりお』ホ18 『ちよろととのひ ねりなれて ややゑるちみち つつのわさ』ホ191 『としおかさねて ねりなれて あれのりみそこ はなわさも』ホ191 『またなれしみて いつのりの ゐそこさつめの たゑわさの のりのりさたむ』ホ191 『すへやそゐよろ みちそやの かみにつたふる のりわさも』ホ191 『たけもののへら あれいつの のりゆみわさに よこしまお のそけは』ホ191 『のりのりめせは をはしりか わさおうけたる たかひこね』ホ192 『あれいつの わさはゑかたき ももちたひ ととのへねりて これおうる』ホ192 『たえなるわさお なすたとえ あめつちつなく なかくしの』ホ192 『わさおおもはは くらしきて ゆきつもとりつ むそあゆみ』ホ192 『またいつのりお としかさね わさゑたまへは みことのり』ホ192 『をさかおこれは たみつかる つかれてわさも からかれと』ホ21 『このかみの つねにめくりて まもるゆえ ひみつのわさの さわりなし』ホ22 『たとへなるかみ くにゆるも いつわさなして しつむへし』ホ22 『とえはあまてる みことのり はたれかわさは ちかつけす』ホ23 『やたをみは そろはふはるの たみわさお かんかみるめそ』ホ24 『とよつみひこと をさめしむ のわさをしえて たみおうむ』ホ27 『おおなむちとふ なんちたそ われはなんちの さきみたま くしゐわさたま』ホ27 『あすすこよみお もろうけて このよのわさお かんかみる こよみこれなり』ホ28 『さをしかやれは みここたえ くらとかわさは われしらす』ホ28 『たみわさはもと たのむとこ かうちさやまは みつたらす わさおこたれは』ホ34 『みおしるわさの いくさわに としなからえて よろひとの』ホ38 『のやまおはしる わさおえて あまなるみちに まつろはす』ホ39 『いまのてにはに なつらえて かたちとわさと そのあちお とくとゑされは』ミ序 『たてぬきの やすちたたしく みおをさむ やたみをさむる よちのわさ』ミ1 『あのはらは かみのあつまる ひとのはら しつくにわさの みとそうみける』フあはら 『あのつるに くらゐもわさも ゆつるとは しるもしらぬも さためつるかな』フあつる 『ふのねせは ぬすむたからも おとかわさ くるしくうせて ねせやふすらん』フふねせ 『ふのこけは はやりおかそう もともとの をきなかわさに あみりたすへら』フふこけ 『ふのよろは くにうむかみの をしおして わさもよろこふ もうけなりけり』フふよろ 『へのはらは はたまさゆりに なつらえて つきこもわさも はらむなりけり』フへはら 『もちりなる はなはよつきの たねまてと わさもうすくて もめやちるらん』フもちり 『ものなわの のりはむかしの まつりこと ちなみもわさも ともにみちひく』フもなわ 『をのこけは みちにさまよう みのすみか わさもやまいも こけやたすらん』フをこけ |
2.触り。付き。干渉・ちょっかい・影響。作用。差し支え。障り。障害。災い。
『みなそのしむお ぬきとりて わさにもゑつく おこりひの』ホ8 『いるやもうけす かみのやは かならすあたる はたれみの わさやあらはす』ホ8 『はたれしむみち なすわさに やまかわあふれ』ホ8 『はたれのものの わさならす にけんとすれと かみいくさ』ホ8 『もしもほわさの あらんとき たつためのかみ あらはれは』ホ22 『もしもみわさの あらんとき すへやますみの あらはれは』ホ22 『をのこけは みちにさまよう みのすみか わさもやまいも こけやたすらん』フをこけ |
「わす(和す)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・触る・付く・為す」などの意。
類語1:「おこなひ(行い)」
類語2:「さわり(障り)」「さまたげ(妨げ)」「つつか(恙)」
09/12/10
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