いく  イク  iku
ゐく  ヰク  wiku

  

【(和く・結く・生く・居く)・埋く】
A: 合う/合わす。収(治)まる/収(治)める。溜まる/溜める。在る/現る。匹敵する/対応する。落ち着く。

『つのくゐは おおとのにゐて いくくいお とまえにあひみ つまとなす』ホ2
いくしまと たるしまよもの みかきもり』ホ14
『はるみやと なすはいきいく はるこころ たみいつくしむ みをやなりけり』ミ5

 
変態:「おく(置く)」「うく(受く)
派生語:「いくさ(軍・戦・兵)」「ゐき(居木)」「いけ(池)」「いかり(錨)」「いけみそ(埋溝)

 
 

【行く・往く・(避く)】
B: 離れる/離す。放つ。分れる。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。

変態:「よく(避く)」「はく(吐く)」「わく(分く)」「まく(撒く)
派生語:「いか(如何)」「いかん(如何)」「いくしま(生島・避締)

 
 

【往く・行く・(送く・幾く)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。回帰する/させる。改まる/改める。

『ふつくことなる くにかみの いきふくかせお うけうまれ いきすとなれは』ホ17

 
変態:「おく(送く)」「あく(明く)」「うく(動く)」「まく(巻く)」「ゆく(往く)
派生語:「いき(息)」「いきす(イキス)」「いかする(往か擦る)」「いくら(幾ら)

 
 

【(弥く・熟く・上く)・生く・活く・行く】
D: 正の方向に離れる/離す。「高める・勢い付ける・栄す・進展する・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」

『いまのよは たたふよろとし いきなるる』ホ1
『かちていけとる はたれまお かわくひてりに つなきおき』ホ8
いきのこる ももささやまに つつかなす かなてからせる あやまちと』ホ8
『しむのもの きみはいけると よちかかり やほたまゆらと まとふとき』ホ10
『ふてししは くえはいきても くさりくさ かみとなかたゑ』ホ15
『またとふなんち しるやきみ いきますとこお こたえいふ』
ホ24
『なかすゐしかわ せきいれて あれわおいけて なるかみお わけてしつむる』ホ24
『かしはらみやに はんへりて なかくもにいり いきますの ことにつとむる』ホ31
『ををんかみ つきおおほして いせのみち やもひとくさお いけめくむ』ホ36
『はへるひとらお いきなから うつめはさけひ つひにかる』ホ37
『すてにさります とみいきて なにかせんとて おひまかる』ホ37
『ときにすへらき さおのそみ さかいきたつは つつかかや』ホ38
『みやすひめ もたえたえいり ややいけり ちちははらみの ゑおうつし』ホ40
『はるみやと なすはいきいく はるこころ たみいつくしむ みをやなりけり』ミ5
『ふちりとは たからうつらの ぬくめとり むくいくはらは たみもちるらし』フふちり

 
変態:「あく(上ぐ)」「うく(浮く)」「おく(熾く)」「ふく(噴く)」「ほく(祝ぐ)
派生語:「いき(生き・活き・行き)」「いかる(怒る)」「いきとほる(憤る)」「いけとる(生け捕る)」「いかすり(座摩)」「ふいこ(鞴)」「いきふく(息吹く)」「いきす(活す)」「いこま(生駒)」「いきる(生きる・活きる)」「いかす(生かす・活かす)」「いくふ(憤ぶ)」「いききりたつ(活き鑽り立つ)

  
 

【幾】
回転。循環。繰り返し。

『いそのはの まさこはよみて つくるとも ほつまのみちは いくよつきせし』ホ序
『めのなみつ をのなのりよつ たたゑなは いくらもつけよ』ホ4
『もろかんたちも しかときけ きみはいくよの みをやなり』ホ6
いくかかやき おとろかし とけやはなせは』ホ8
『はたれみたりか さきみたれ いくゑかわりて おとろかす』ホ8
『てれはめすとも いくたひも おそれてのちは うらみなし つつしみはこれ』ホ16
『やまとなる おほものぬしの かみのみき いくひさつくる すきはいくひさホ33
『のちふりね かえてゐいりね せめいわく いくかもまたて なとおそる』ホ34
『みおしるわさの いくさわに としなからえて よろひとの』ホ38
『にゐはりつ つくはおすきて いくよかねつる』ホ39
ゐくたひよよに たのしめは ひとのうまれは ひのてなり まかるはいるひ』ミ4
『むすふてに あさことうたふ ゐくとせか いまたかかさす このおして』ミ10
『ひめなんち せなのみのたけ いくはくそ ひめのこたゑは』ミ逸

 
「いく(往く)」の名詞化。
ここでは「C: 回る・還る・繰り返す」などの意。

類語:「くら(座・回)」「たひ(度・回)
派生語:「いくひ(幾日)

 
 

【(生・活)】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・進展する・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
 ● 活発。活動。経験。経年。 ● 陽。

いくひかかやき おとろかし とけやはなせは』ホ8
『みほひこのつま すゑつみか いくたまよりめ そやこうむ』
ホ10
『やまとなる おほものぬしの かみのみき いくひさつくる すきはいくひさ』ホ33

 
「いく(活く・生く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・進展する・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。これは陽陰の生成の過程で先に上って天となった「陽」の属性を表す。

変態:「いか(厳)」「いけ(活)」「いき(活き)」「うき(浮き)」「おき(熾き)

 
 

【(活)・食】
正の方向に離すもの。 活し。活力・成長の素。食。糧。

『ほつみにいたる いくはむら みけすすむひに かしはてへ みさらわすれる』ホ38

「いく(活く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す」などの意。

変態:「うけ(食)」「うか(食)」「いけ(活)」「みけ(御食)
類語:「け(食)」「かて(糧)

  

10/01/23

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】