やる  ヤル  yaru

  

【(和る・結る・寄る・癒る)】
A: 合う/合わす。和す。治まる/治める。調う/調える。直る/直す。

『あいゑることは のちのまめ いさおしなせは はれやらん』ホ9

 
変態:「やふ(和ふ)」「ゆふ(結う)」「よむ(読む)」「よる(寄る)」「ある(在る)」「なる(生る)」「はる(治る)

 
 

【遣る・(散る・射る・破る)】【遣る・(揺る)】
B: 離れる/離す。
放つ。払う。発す。それる/そらす。曲る/曲げる。
C: 回る/回す。行き来する/させる。移る/移す。動く/動かす。送る。

『いよのふたなの をさまらで つきよみやれは いふきあけ とのみやにたす』ホ6
『かくさんために なかしやり たみのめうはひ』ホ7
『さすらひの ひかわにやるお ますひとの わかとみとなす』ホ7
『つくしにやれは つくみおれ たなきねはとる をはちちに めはははにつく』ホ7
『ましわりさると すかさあを やゑはゐもとむ したたみの さすらやらひき』ホ7
『あのにいたれは かみはかり ふつぬしやりて これおうつ』ホ8
『おおせいい みくまのやれと ちちかまま かえらねはまた かみはかり』ホ10
『つきよみやりて うるそたね ゑんといたれは まるやにて』ホ15
『あめくまやれは すてにさり かたかうるその たねささく』ホ15
『ひたりえやれは みきにゆく むかふえやれは まえによる』ホ17
『いそきかえれと おひやれは ははあねうらみ しもめして』ホ24
『ふたたみの あらそいあれは とみやりて やわしさはきて』ホ24
『ときにいわくら うかかいて つかいおやれと きたらねは』ホ27
『さをしかやれは みここたえ くらとかわさは われしらす』ホ28
『またやるやたの からすなき あまかみのみこ なんちめす いさわいさわそ』ホ29
『のちうつも よしとたかくら おとしきと やりてしめせと うけかはす』ホ29
『そのみきうまし しはすやか たたねこやりて みゆきなる』ホ33
『あめうしにもの おほせやり あらしとゆけは うしみえす をきなのいわく』ホ34
『そのときに おおともぬしと なかおいち はりまにやりて とわしむる』ホ35
『よきみやところ さにありと わかこおやれは ゐすすかわ』ホ36
『むすめひとりお みやにこふ たれにやりても ふはうらむ こめさしたまへ』ホ37
『ひほこかひまこ きよひこに さおしかやれは たてまつる』ホ37
『かくきみか はなたちはなは かれかつま おしやまやりて よはしむる』ホ37
『みゆきやめ おしまことのこ うましたけ ゐこころやりて まつらしむ』ホ38
『ををうすお やりてよはしむ をうすみこ みのにいたりて すかたみて』ホ38
『このみたり やりてかたちお みせしむる』ホ38
『やまとたけ おとひこやりて ともからお みなうちおさめ』ホ38
『ほつまのゑみし かすめると たれひとやりて むけなんや』ホ39
『いましあに しいてやらんや おそるるの あまりとみのお まもらしむ』ホ39
『たちはなひめと ほつみてし さくらねましお さきにやりホ39
『よろやから たけのみなとに こはむとき たけひおやりて これおめす』ホ39
『きさおのそみて おもひやり かたみのうたみ とりいたしみて』ホ39
『とりこゐたりお うちにやり かしまみことの そえひとそ』ホ40
『ゑそゐたり いやまいあらす やまとひめ とかめみかとえ すすめやるホ40

 
変態B:「ゆふ(言う)」「わる(割る)」「ある(散る)」「なる(鳴る)」「はる(払る)」「まる(放る)
変態C:「ゆる(揺る)」「まゆ(迷ゆ)」「まる(転る)
派生語:「やらふ(遣らふ)

 
 

【行る・(熟る)】
D: 正の方向に離れる/離す。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」

変態:「よる(選る)」「ある(荒る)」「なる(成る)」「はる(張る)

 
 

【(緩る・弛る・病る)・破る・殺る】
B: 離れる/離す。そる/そらす。曲る/曲げる。
E: 負の方向に離れる/離す。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」

『かみはにきてに うつつちの やれてとへらの はうちわや』ホ8
『ちにさまよひて とかめやる すりやわことに たとりきて』ホ9

 
変態:「ゆる(緩る)」「よる(撚る)」「よふ(酔う)」「ある(粗る)」「なゆ(萎ゆ)」「はゆ(蝕ゆ)」「まる(転る)

  

09/12/10

  

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