いみな  イミナ  imina
ゐみな  ヰミナ  wimina
いむな  
イムナ  imuna
ゐむな  ヰムナ  wimuna

  

【斎名・諱】
尊ぶ名。 (慣れ名・称え名・贈り名に対して) 真名・本名。 

『うむみこの いみなたかひと かみろきや』ホ2
『たかみむすひの ゐつよかみ いみなたまきね とようけの』ホ2
『とよけかかゑて わかひとと いみなおささく』ホ3
『おおものぬしか ひのかみの ゐみなのあやお もろにとふ』ホ4
『をさむゐつよの みむすひの ゐみなたまきね もとあけお うつす』ホ4
『ひのわかみやの わかひとと とよけゐみなお たてまつる』ホ4
『まことなお ゐみなとたたゑ あねにみつ われはよつなり これいかん』ホ4
『たまきねいわく ゐみなには たらによつきに なとのりと あわせよつなり』ホ4
ゐみなとは しむにとほれは まことなるかな』ホ4
『おしひとと いみなおふれて かみありの もちゐたまえは たみうたふ』ホ6
ここにをさめて うむみこは いむなしつひこ たちからをかな』ホ6
『さかみにかんて みたとなる みたりひめうむ たのいみなホ7
『うむこのいみな くしきねは ことにやさしく をさむれは』ホ9
『かつきまろ いみなやすひこ みほひこと こことむすひの つたゑうけ』ホ10
『はははひのまえ むかつひめ いむなほのこの うふみやは』ホ11
『いまきくすすか わかゐみな きみたまわれと わけしらす またときたまえ』ホ13
『まれひとり ひめはひめなり またうまは まきれんために いみなせん』ホ16
いみなてるひこ くたさんと ちちみつからの つけふみお』ホ20
『われさきに はなおかさして かけとほる これゑなのあや いみななす』ホ24
『はつにてるなは ほのあかり いみなむめひと つきのこは なもほのすすみ』ホ24
『すえはなもひこ ほおてみの いみなうつきね』ホ24
『ときにいみなの ゆえあれは うかわおこえと ゆるされす』ホ25
『こやねかみ いみなかかえて かもひとと ははよりなきさ』ホ26
『うかわみや めとるすせりめ みこおうむ いみなうつひこ』ホ27
『ちちかなけれは いみなせす いつものみこと ひとかよふ』ホ27
『ときにたねこか たけひとと いみなちりはめ たてまつる』ホ27
『わにのりあはえ かえるうち うむこのいみな わにひこは くしみかたまそ』ホ27
『つきのこは いみななかひこ くしなしそ あおかきとのに すましむる』ホ27
『わかひとともに あれませは いみなわかひと うふみやは はらみさかおり』ホ28
『あくるなつ かんやゐみみの みこおうむ いみないほひと』ホ31
『まつりみゆきの やすたれに かぬかわみみの みこうみて いみなやすきね』ホ31
『すえひかさやゑ わかみやの いみなやすきね としゐそふ』ホ31
『さやとなかもち きさきうむ いみなしきひと たまてみこ』ホ31
『ははおあけ みうゑきさきと なれみなも いみなもそれそ』ホ31
『おおまかいとゐ なかはしに うむみこいみな いろきねの とこねつひこそ』ホ31
『かわつひめ うむみこいみな はちきねの しきつひこみこ』ホ31
『ぬなそひめ うむみこいみな よしひとの おおやまとひこ すきともそ』ホ31
『むほをしゑ むつきそゐかに うちのうむ いみなときひこ くしともせ』ホ31
『すみえにみゆき みるおみて うちのうむみこ かゑしねの いみなみるひと』ホ31
『いいひめか たけあしにうむ たちまみこ いみなたけしゐ』ホ31
『さつきそゐかに きさきうむ いむなおしきね あめたらし ひこくにのみこ』ホ31
いむなおしひと やまとたり ひこくにのみこ うむときに あさひかかやき』ホ31
『たりひこくにの あまつきみ いむなおしひと くらひなる』ホ31
『なかつきはつひ きさきうむ いむなねこひこ おおやまと ふとにのみこそ』ホ31
『あまつひつきお うけつきて やまとふとにの あまつきみ いむなねこひこ』ホ32
『はつもちきさき うむみこは やまとねこひこ くにくるの いみなもときね』ホ32
『ひのてにきさき うむみこは いむなふとひひ わかやまと ねこひこのみこ』ホ32
『そみほはつみか いかしこめ うむみこのなは おしまこと いむなひこふと』ホ32
『そよふつき はにやすめうむ はにやすの いむなたけはる』ホ32
いむなふとひひ わかやまと ねこひこあめの すへらきと』ホ32
『しはすそみかに ゆきりのめ たけのひめうむ ゆむすみの いみなこもつみ』ホ32
『やほやよひ かすかおけつめ すけかうむ いむなありすみ ひこゐます』ホ32
『そほさのそふか うちみやの うむみこみまき いりひこの いむなゐそにゑ』ホ32
『かつきたるみか たかひめか さのもちにうむ はつらわけ いむなたけとよ』ホ32
『めくはしかうむ やまとひこ いむなゐそきね』ホ33
『みまきひめ しきにうむみこ とよきひこ いむなしきひと』ホ34
『きさきまた うむみこいくめ いりひこの いむなゐそさち』ホ34
『よそむつき すえやかこうむ いかつるの いむなちよきね』ホ34
『をみゑみこ いむなゐそさち としよそふ あまつひつきお うけつきて』ホ35
『そやとしさつき そかきさき うむみこにしき いりひこの いむなゐそきね』ホ36
『ふそまふゆ うむみこやまと をしろわけ いむなたりひこ』ホ36
『つきにうむ おおなかひめと わかきにの いむなはるひこ』ホ36
『かまはたとへお きさきとし いわつくわけの みこおうむ いむなとりひこ』ホ37
いむなたりひこ をしろわけ あめすへらきの としやそひ』ホ38
『うちまろか たちてまこうむ ゐこころか いむなおこえは』ホ38
『たかよりか いむなたかよし なはうちと たけうちまろそ』ホ38
『きみよろこひて いむなこふ うちまろささく うちひとは よつきみこなり』ホ38
『みのうちめ なるすけうむこ ゐもきひこ いむなすすきね』ホ38
『またそをの みはかせうむこ とよくにの いむなそをひと ひうかきみ』ホ38
『ひかりかかやく わかひとの をしてはみこの ゐむなのり』ミ逸

 
いみ(斎む・敬む)」+「な(名)

斎名は生まれた時に付けられて、生涯変わらないかといえばそうではない。
ホヒの尊の斎名は初め「タナヒト」だったが、後に「タナキネ」に変わっている。
「〜ヒト」という斎名は皇位継承者だけに許されるものなので、何らかの理由で皇位継承者が変更された場合には斎名であっても変えさせられるらしい。
またタケミカツチの一人娘「ヒメ」は生涯斎名を付けられることがなかったようだ。

  

11/01/06

  

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