カモ

→ 語義
  

  1. 鴨。
      
    『沖つ鳥は 辺には寄れども 添融も 値わぬよ はまつ千鳥よ』24文
    『子のオキツヒコ を見て 櫂を作れば 孫のシガ 帆ワニ成す』27文
    『筏との 初めより 和言葉の 道 開きて 立つ中壺の ちまたより テニオハ傅き 導きて』ミ和字
     
  2. 上下。(陽陰・妹背・夫婦)。
     
    沖つ鳥 上下を治むる 君ならで 世の事々を えやは防がん26文
    『上下恵む 神となる  国の名もこれ 'カ' は上の 遍く照らす 'モ' は下の 青人草を 恵まんと』38文
     
  3. 賀茂。 =ワケツチ(別地)
    もと「河合」の同義語だが、狭義には「下賀茂」の河合に対して「上賀茂」を言う。
     
    アメヒワケ 伊勢国造 アタネ 上 賀茂県司 カツテ孫  ツルギネ 葛城 国造ぞ ヤタカラス孫 葛野主30文
    御祖の神の 都鳥 我が身を照らし 仇平けて 穢治む故 アメトミに 賀茂を写させ 御祖神 纏る榛原 鳥見山30文
    アタネ賀茂の タケスミの 政 継がせて 国造ぞ』30文
    『三月七日 ハラミ山へと 御幸なる その道 成りて 黒田より香具山 賀茂や 多賀の宮32文
    賀茂に行き ワケイカツチの 神もまた 和幣とワカと "人草を ワケイカツチの 守る故 代は治まる カモの神風"』37文
    賀茂に御幸の 道造り サラに打橋 造り木の 木津は仮橋 三月初日 八十供そろえ』37文
    『三日貴船より 賀茂に行き ワケイカツチの 大神に 幣 納め』37文
    『民 賑はせる 功は カモワケツチの 神心" かくぞ仰して 神 祭り 都の空を 眺む御歌に』38文
     
  4. 離方。
     
    『"久方の 天の橘山 遠離方より 岨渡り来る日 細嫋 腕を巻かん とはすれど"』40文

  

  

カモフネ

→ 語義

  
鴨船。
鴨が足を前後に掻いて泳ぐように、櫂で漕ぐ船。
オキツヒコの子のシマツヒコが、鴨の泳ぎを見て考案。
  

御隈野の 宮居 拝みて 浪速より カモにて到る イカルカの 峰より到りの 領庭に』20文
『上に鴨船 
水鳥の 火の鎮めなす 鴫鴨居 ここにタツタの 守 結ます』21文
カモ船 イセに着け 巡幸り乞えども 大御神 許さずここに 仮住い』24文
シロコの桜 生れ日に 咲きて絶えねば 陽陰御孫 カモ船早く とばさせて オキツに着けば 飛びて サカオリに告ぐ』24文
目無し交網 カモに入れ 歌札付けて も乗せ 帆上げ 艫綱 解き放つ 尽しウマシの 浜に着く』25文
カモ 棄てて 行き到る ソヲ ハテ守の 瑞垣や 大殿 輝く 日も暮れて ハヱ葉譲葉 繁き茂して』25文
交網の 誰がカモか有る 年の朝 歌得 添むるを 取り見れば ワカの歌あり』25文
シガ 船問えば ワニが言ふ "オオカメならば 月越えん カモは一月 オオワニは 早々"』26文
『宣給わく "召す時は 騒かなり オオワニ カモ 後に遅れ"と』26文
孕みて 月望む 故に "後より カモをして キタツに行かん 我がために 産屋を成して 待ち給え"』26文
『故 松原に 産屋葺く 棟合わぬ間に カモ着きて 早や入りまして 御子を生む』26文
『故はチクラに カモ破れて タケスミ ホタカミも 渚に落ちて 溺るるを 猛き心に 泳がせば』26文
『沖つ鳥 カモ着く島に 我が寝ねし 妹は忘らじ 夜の事々も』26文
『鳧の泳ぐを 眺めつつ 造る船漕の オキツヒコ カモと名付けし 事の果を ついでに通ふ その形』ミ和字

  

  

カモノカミ

→ 語義

  
賀茂の神。鴨の神。上下の神。

  1. ウガヤフキアワセズ。 賀茂の御祖神。
    ウガヤが罷った報を受けたヲニフでは、『カモの神』と贈名する。
      
    ヲニフに祭る "カモの神" アヒラツ山は "御祖神"』27文
      

      
  2. ニニキネ。 賀茂の別雷神。
    「カモ」は「ワケツチ」の同義の言い換え。
    神社の祭神に加茂神、賀茂神とあるのはニニキネを言ってる場合が多い。
     
    『民 賑はせる 功は カモワケツチの 神心" かくぞ仰して 神 祭り 都の空を 眺む御歌に』38文

    

『"明日 賀茂神の 御前にて 極め定めん" と 共に行く』37文
タタネコは 璽 捧げて "賀茂の宮 粗るるを付して 思みれば 賀茂妹背とは 上祖なり すでに破れて 稜威細し"』37文

  

  

カモノミヤ・カモヤシロ

→ 語義

  
賀茂の宮。賀茂社。
カアヒ宮ワケツチ宮
  

タタネコは 璽 捧げて "賀茂の宮 粗るるを付して 思みれば 賀茂妹背とは 上祖なり すでに破れて 稜威細し"』37文
聞こし召し タタネコが 孫クラマロを 斎主 名もオオカモと 賀茂社 新に造らせ』37文

  

  

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