アガタ

→ 語義
  

県。
「あかつ (分つ・頒つ)」「かつ (割つ)」の名詞形。
  

【県】アガタ −広辞苑より−
1.大和朝廷時代の諸地方にあった皇室の直轄領。みあがた。
2.地方官の任国。
  

『県守 里 守る彦も それ丈の 室も殿も 央中なり 民は田畑を 治むれば 屋は背の実ぞ』13文
トコヨの道を 教ゆ クニトコタチも 和り恵り 堅地に八方を 何方と 生む国 総て オノコロぞ』18文
『方の汚は 杖打ち  追ひ遣らひ 二方ならば 国を去る』23文
ウサの県に 流行らせて 五月の十五日の 春祝 餅飯・ハヱ敷き ウケ神に 斎ふ穂長と ユツリ葉の』25文
ほつま遊びの 瑞穂歌 楽し賑わふ トヨの国 三十二 みな流行る』25文
ミナカヌシ 天霧に乗りて 八方に行き 日月の道を 譲り 地に の上の 色国と 名付け』ミ6文

  

  

アガタヌシ・アガタシ

→ 語義   
  

県主。県司。
八十の粗部(アレベ)を治める。 5×80×80=32,000世帯。 
モノノベ。 80アガタで1国となる。  → クニカミ
  

『八十粗侍 置く 県主 これ一の モノノベぞ 八十侍の国に ツウヂ置き モノノベ 経を 教えしむ』23文
『政事 民の妹背は 一歯 五家組むは 一手指 八十手侍 一人 粗長と なるを小臣らが 契り任く』23文
『十の汚まで あれば粗長 を呼び 十内は叱る 十の外は に告げる』23文
県主 九十内は杖 方の汚は 枷屋に入れて 国造に 告ぐれば議り』23文
笑みて とす コトシロヌシを ヱミス神 孫のクシネを 県主  社 造らせ 十月二十日 祭る大三輪 神南備ぞ』29文
ウツヒコが殊 船と埴 大和国造 弟ウケシ 猛田県司 クロハヤは 磯城の県司』30文
アメヒワケ 伊勢国造 アタネ 上 賀茂県司 カツテ孫  ツルギネ 葛城 国造ぞ ヤタカラス孫 葛野主30文
『一月十一日は  召し 御酒を賜はる 初めなるかな』30文
『いつも一月十一日 召し みな物賜ひ 御言宣 "もし一孕三子 生む者は 御門に告げよ 下民も 賜物あるぞ"』32文
『帰り申さく "諸県 主ら 大御食 捧げんと 斎見侍が屋に その集え"』38文
ヒタカミのミチノク シマツミチヒコと 国造五人 県主  百七十四人 万輩 タケの水門に 拒む時』39文

  

  

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