七草。七種。
コゲウ・ハコベラ・イタヒラコ・スズナ・スズシロ・スセリ・ナヅ。
『神
おもしろく 思すれば クマトに賜ふ 御饗には ヌエアシモチが 曲腐も』19-2文
『コゲウ・ハコベラ イタヒラコ スズナ・スズシロ スセリ・ナヅ この七種に 除くなり』19-2文
『十一月の末の 弓張に 神乗り粥は 黒豆と 大麦と小豆と 七菜の米 粥に炊ぎて ウケミタマ 五柱祭り』38文
『辻君の シムの纏りは 大豆・小豆に 盛豆と七菜の 米
炊ぎ 天九の神の 見知る粥』38文
『七日 祭る ミソの菜は ヌヱアシモチが 曲腐を』ミ9文
『ゴゲフ・ハコベラ イタヒラコ スズナ・スズシロ スセリ・ナヅ この七種に 除くなり』ミ9文
七種みそ。七みそ。
「七種の具(を合せたもの)」の意。
一月七日朝は七種のミソに五臓を治す。 =五臓祭・七種の御饗 →
アオウマノフシヱ
【七種粥】ナナクサガユ −広辞苑より−
1.正月七日に、春の七草を入れて炊いた粥。後には薺(なずな)または油菜のみを用いた。菜粥。
2.正月一五日に、米・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・小豆など七種のものを入れて炊いた粥。後には小豆粥となった。
★正月七日は「七草」。村内全域で今も行われ「七草粥」を作って食べます。これには二種類ありやわらかい粥のものと、炊き込みご飯のものとがあります。炊き込みご飯のものは「みそうず」といい、「おみそうず」「七草みそうず」「七草味噌」「七草飯」と呼ぶところもあります。七草粥にはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、ズズナ、スズシロが言われますが、そろわないため、七種の食品で代用しました。この内セリだけは必ず入れるものとされ、昔は雪を掘ってまで入れました。
『アマノタネコは 上の代の 振言記し 奉る 七草みそも ドンド火も 神現り粥も 行われ』30文
『一月七日朝は 七草の ミソに五臓や 十五日の朝 六腑纏りは 米と小豆 神現り粥ぞ』38文
『七日の夜は 亥の三つに ヌエアシモチが 曲穢を』ミ7文
『ゴゲフ・ハコベ菜 イタヒラ菜 スズナ・スズシロ スセリ・ナズ
七ミソに除く』ミ7文
『七種の 御饗に歌の 日数経る ワカタリヒコと タケウチと 内に参らず』40文
『故 召して 問えば申さく "笑楽日は 遊び戯れ 異忘る 狂え人あらば 窺はん 故に御垣を 守り居る"』40文
『初の斎の 琴に愉らく 慣わせや 髫髪子の笛 陽風
吹くらん』フ031
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