土公 (辻君)。
24文にある『オトタマ川の 沿す野に 昼寝して居る チマタ守』の
チマタ守 と同義で、サルタヒコの別名。
【辻】ツジ −広辞苑より−
・みちばた。みちすじ。ちまた。
三重県伊勢市宇治浦田、猿田彦
(サルタヒコ) 神社
★『倭姫命世記』その時、猿田彦神の裔、宇治土公の祖の大田命が現はれ参上したので、「汝が国の名は何そ」と問ふと、「さこくしろ宇遅の国」と申し上げ、御止代の神田を進った。
★サルタ大神と大田命の子孫は宇治土公 (ウジツチキミまたはウジトコ)
といい以来、玉串大内人(タマクシオオウチンド)云う特殊な職掌に任ぜられ代々伊勢神宮に奉仕続けている。
★玉串とは、神のよりつく木、または枝のことである。宇治土公氏は玉串の大内人として、斎王、勅使が皇大神宮にお参りするとき、玉串を差し出す役をつとめている。これは禰宜に次ぐ高位の職。
『子にも得ず その主を待つ これ授け ナガタ生まれの 辻君は 元に還らん 持ち帰り 告げよとて更る』36文
『辻君の シムの纏りは 大豆・小豆に 盛豆と七菜の 米
炊ぎ 天九の神の 見知る粥』38文
『姦神楽の 獣舞を 問えばトキヒコ "これ昔 妙に渡りて 騒ばむを 辻君執りて 立て全つる"』40文
『君 楽しみの 神楽獣 八万鹿島に ある形 "障り無かれ"
と 玩ぶ 猿治の尊の 名にし負ふ』40文
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