カミアリガユ

→ 語義
  

神あり粥。  → 神乗り粥
粥フトマニ。粥占。小豆粥六腑祭
正月一五日に、トント火で焼いた餅を粥柱として粥に入れ、餅に付いた米粒の数で占う。
  

【粥占】カユウラ 
筒粥の神事。粥占とは、粥を用いて1年の吉凶を占う年占である。各地の神社で祭礼として行われる。多くは小正月のころに行われ、占われる内容はその年の天候や作物の豊凶などである。
方法にはいくつかあるが、多くは、煮え上がった粥の中に棒(粥杖・粥掻棒)を入れてかき回し、棒についた米粒の数で占うものである。他に、細い竹管などを米などとともに鍋釜で煮て、炊き上げた後に管を割いて中に入った粒の数を数えるもの(この場合、12本の管を入れて1か月ごとの天候を判断したり、その地域で作られる作物の数だけ管を入れて作物別の豊凶を判断したりする)や、粥を数日間放置して、カビの生え具合で占うものもある。

【小豆粥】アヅキガユ −広辞苑より−
小豆を米にまぜて炊いた粥。多く餅(粥柱)を入れる。邪気を除くとして、正月一五日にこれを食し、またその炊きあがり方で豊凶を占う(粥占)。冬至や大師講、引越しの時にも炊いた。桜粥。
  

アマノタネコは 上の代の 振言記し 奉る 七草みそも ドンド火も 神現り粥も 行われ』30文
『一月七日朝は 七草の ミソ五臓や 十五日の朝 六腑纏りは 米と小豆 神現り粥ぞ』38文
十五日の朝は 霊守食の 小豆の粥に 穢病除け とんど 餅焼きて 粥柱なす 神現りの 粥フトマニや』ミ7文
十五日の朝祝ぎ 小豆粥 寒さに敗る 腑穢病 清掛 に どんど餅 穢更る神現りミ9文
『下の慶は どんどの 粥占に 乗弓走 歌う喜び』フ107

   

  

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