(逸霊)
人の恨みや妬みなどの曲った想念が、生霊となったもの。 ≒ハハ・モノ・オロチ
イソラが物質化 (生き物に取り憑く) するとハタレとなる。
【生霊】イキリョウ・イキスダマ −広辞苑より−
生きている人の怨霊(おんりよう)で、祟(たたり)をするといわれるもの。⇔死霊(しりよう)
『トヨケの尊の 教えあり 障るイソラの 禊にて 胞衣の囲みは オノコロの 保籠とならば 往き宜し』4文
『神力 祓い除かば 自ずから ハハもイソラも 捩り返し 射る矢も受けず 上の矢は 必ず当る ハタレ霊の ワザや露わす』8文
『イソラ頭 野山を変えて 叢雲や 幾日
輝やき 驚かし 棘矢放せば』8文
『右の欲を 羨む人が 咬む故に 霊の結乱れ 旋風の 岐に魄の 苦しみが 獣となるぞ 神打たず』13文
『塵と集めて 余に迫り 羨むモノが 咬む故に 霊の結
乱れ みやなくて 末 守らぬを 霊還し なせば結解けて 宮に入る』13文
『愚か女が 妬む イソラの 金杖に 子種打たれて 流れゆく 或は片端と なすイソラ』16文
『妬むその息 一万三千 群れて鱗の 愚霊
成す』16文
『玉島の隙 窺ひて 子壺に入りて 孕み子を 噛み砕く故 種
成らず 片端 生むなり』16文
『谷を出て たまゆら聞けば 瑞
知れり 喩ひ イソラも 竜・狗も
拉ぐ心持で 侍べりき』17文
『六月末は いよ乾き 桃に繁纏る 茅の輪抜け ヰソラを祓う 六月や』ミ9文
逸霊なす (逸霊和す)。
逸霊が取り憑く。
『皇御子も 恙なく 行く荒坂に イソラ和す ニシキド拒み 汚穢吐けば みな疲れ臥し 眠る時』29文
→ イソラミチ
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