陽陰の宮居。
人が死んで魂と魄が還るところ。 すなわちムナモト(日)
と ミナモト(月)。 ⇔ 屍の宮
霊の結が乱れて迷った場合には、その魂・魄は陽陰の宮に戻れず、人として生まれ代わることができない。
『羨むモノが 咬む故に 霊の結
乱れ みやなくて 末 守らぬを 霊還し なせば結解けて 宮に入る』13文
『人は元 中子・心派 日月なり 直ぐに罷れば 相応え 陽陰の宮居に 還さんと 獣になるを 止むなり』15文
『永らひ節々に 楽しみて 尽くれば還す 身は黄泉 心は陽陰に 還え生まれ』ミ4文
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