水無月 (干月・穢月)。
暑く乾くので人も体力が衰え、穢が付き易い月。
その穢を祓うために「みなつきの禊」を行うので、別名「せみなつき(清みな月)」とも言う。
ホツマには「妊娠過程で一時増えた羊水が乾く月」という説明もある。
『清みの小川に ミソギして 茅の輪に正す 六月や 民
永らふる 祓なりけり』10文
『六月 乾き 臍の緒へ 霊汁通れば 身を養す 霊汁煮られて 五つ色の 埴もて付くる 守の神』14文
『六月 至れば 乾く故 臍の緒管に 霊汁通ふ』16文
『十二満ちて 六月初日 三つ子生む その胞衣の紋 梅・桜 卯花と替り 怪しめば』24文
『サホ姫の 中子慄き 秘刀 せん方無くも 袖内に 隠し諌めの 六月』35文
『六月は 弥々地に満ちて 闘えば 上鳴り
暑く 末は尚 暑く乾けば 桃祭』ミ7文
『競ひ止むれば 一陰開く 熟瓜・茅の輪に 脱け尽くる 穢の祓ぞ』ミ7文
『六月末は いよ乾き 桃に繁纏る 茅の輪抜け ヰソラを祓う 六月や』ミ9文
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