【(設す)・塗す・申す】
(世に) まぶす。
1.設置する。
『かはねのみやに かんくらお もふせはをとけ ひとなるそ』ホ13 |
2.知らせる。告げる。言う。
『わかひめの うたもみやひお かえさしと もふせはきみの みことのり』ホ1 『のとはこれ もろにもふせと ををすとき』ホ14 『たらちねに つかふみこころ そのきみも これともふせは』ホ16 『ひみつおかみに つつしみて きよめたまえと まうしてまふす』ホ22 『みほつめもふす そふつほね あれとわかまこ すけもとめ』ホ27 『ゑゑなんちとて はもりあえ ままにいたりて わかあには あたすともふす』ホ29 『みこゐそきねと たりひこと のそむところお もふすへし』ホ37 |
派生語:「まうしてまふす(申して申す)」
【(参す・詣す)・申す】
上がる/上げる。=たてまつる
●知らせる・告げる・言う などの尊敬/謙譲語。
『いさなみの ちちにもふして よつきこも かなとおほせは』ホ4 『かたまろかえり もふすとき しはしかんかえ みことのり』ホ8 『あめはれて うやまいもふす くしひより すかはにきつく みやのなも』ホ9 『よこへかえりて もふさくは いつもやゑかき おほなむち』ホ10 『かすかわかひこ たちいてて おかみつつしみ あるこころ もふせるうたに』ホ14 『みほひこも たちうやまひて おもふこと もふせるうたに』ホ14 『ねかわくは ひとなしたまえ ものぬしか もふせはみまこ みことのり』ホ21 『ををこぬし みまこにもふす わかをやの ひすみのきみは よろこはし』ホ21 『をこぬしか もふせはみこと これなんち もりはなるるお』ホ21 『ひみつおかみに つつしみて きよめたまえと まうしてまふす』ホ22 『かしはなすとき あしつひめ いめはらめりと もうすゆえ』ホ24 『かもはひとつき おおわには ささともふせは のたまはく』ホ26 『おとたまお ささけとあれは もろともに のほりもふせは いもとめす』ホ26 『かつてかみ かねてもふすお のそくはち なんちにあらす』ホ26 『きみとひめとは ひとつきと むつましなさん もふすとき』ホ26 『かしはらよしと もふすとき きみもをもひは おなしくと』ホ29 『あめとみおして みやつくり きさきたてんと もろにとふ うさつかもふす』ホ29 『きみにもふして たまてみこ かかえとりあけ やすくうむ』ホ31 『するかみや はふりはらのゑ たてまつる みこもふせとも きみうけす』ホ31 『おおわかこ かえりもふせは やまとひめ うちにいたりて みていわく』ホ36 『みかとにもふし みことのり みかさのをとと いわひぬし』ホ36 『ゆたかになれと ふしやすみ いやまひもふす みめくみや』ホ36 『きみにもふせは みつからに かせふのまつり なしませは』ホ37 『よきいてお あらはつれんと みなもふす みののおとひこ ひいてたり』ホ38 『まきむきの みやこにかえる やまとたけ もふすかたちは』ホ38 『みのりうけ いのちつなきて いまたその きみにかえこと もふさぬは』ホ39 『くにつこゐたり かみのみち しいてもふせは めしつれて いたるにはりえ』ホ39 『みかとにささけ ことことく まつらふかたち もふさしむ』ホ39 『はなひこもふす とみむかし みことおうけて ほつまうち』ホ40 『みやこにのほり わかみやの ねかひのままお もうしあけ』ホ40 |
●他の動詞の連用形に付いて、相対的に尊敬/謙譲の意を表す。
『うかぬしめせは あにはこす おとはもうてて つけもふす』ホ29 『たねこくしたま まてにあり みけなへまつり もふすをみ』ホ30 『くにまつり みけなへもふす をもちきみ ともにたすけよ』ホ31 『ゆあひして すかにいのりて つけもふす われうやまえと うけさるや』ホ33 『みたりみかとに つけもふす ゆめにかみあり たたねこお』ホ33 |
変態:「もふつ(詣づ)」「まいす(参す)」
派生語:「まうしてまふす(申して申す)」
10/06/16
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