【一人・独り】【(一り・直り)】
一人。他にないさま。それることの無いさま。同じであるさま。
| 『あめみこまなふ あめのみち ひとりはんへる ふりまろは むよやそきねの よつきこそ』ホ4 『そのなかひとり すなおなる せおりつひめの みやひには』ホ6 『これたたされて そさのをか ひとりかふむる ゐんはとの とつれはいかる』ホ7 『のこるひとりの いなたひめ これもはまんと』ホ9 『おほなむち ひとりめくりて たみのかて けししゆるせは』ホ9 『あにたたひとり ふつぬしか まさりてわれは まさらんや』ホ10 『またひとり ありといふまに あらはるる たけみなかたそ』ホ10 『よつきはひとり よろきまろ みほひこのつま すゑつみか いくたまよりめ』ホ10 『よろまろひとり そはにあり きみはよわくて みそきまれ』ホ11 『ひはあめに つきはつちもる よめのみは よをとひとりに むかふひそ』ホ13 『よろきみも ひとりいのちの かわりなし』ホ15 『ふそゐすす ももゑふそやほ としさみと かしまのみやの ひとりひめ』ホ16 『このゆえに よものまつりも おのつから ひとりにつけり』ホ16 『まれひとり ひめはひめなり またうまは まきれんために いみなせん』ホ16 『あらはにつとめ うらやすむ なかにひとりは うらなくて』ホ17 『ひとりもとれは ともおまし むれあつまりて わたかまり』ホ23 『やそてへひとり あれをさと なるおおとらか ちきりまく』ホ23 『なかにひとりは ひいてたり やひはするとく みつおわる』ホ23 『ものぬしひとり ひたかみの いせきなしなし ひすみまて』ホ24 『ひめひとり ねさめてゆけは まつさかに せきとめられて』ホ24 『みねのたつ みつはきかけて ひとりつつ みちひきみこお はひいたす』ホ24 『くちめかつりも よしなしや あかめひとりは めなしあみ』ホ25 『たたひとり つれてしはらく ここにあり つくしのたみお おもふはかりそ』ホ25 『たまよりは もまつりなして たたひとり わけつちかみに またもふて』ホ27 『うつろいか うたかひとわく ひめひとり わけつちかみに つかふかや』ホ27 『かかみゑゑなる なかひとり うれひありとて これまつり うけぬうれいと』ホ28 『おゐゑとふたゑ ひふみあり いまわれひとり うけさると ちちにそくやむ』ホ28 『ものぬしひとり たみをさむ ときにたけひと あひらひめ』ホ29 『わかみやに おくりはかれは たきしみこ ひとりまつりお とらんとす』ホ31 『みたひめくりて ことなせは ひとりわかれて みたりめの』ホ31 『しかいぬちより ひとひとり たけみなかたの のりなりと』ホ32 『たけのひめ ひとりかえせは はつかしく こしよりまかる おちくにそ』ホ36 『とみひとり すすみていわく くまそには ふかやとへかや ふたむすめ』ホ38 『ひとりみゆきの やまとたけ しなのきそちは やまたかく』ホ39 『ひとなるのちに くまそまた そむけはこうす ひとりゆき』ホ40 『さきのつま みなかれいまは みやつひめ ひとりあわんと』ホ40 『たらちねかみわ たたひとり ゐもをせかみの ひおうみて』ミ逸 『ももよろは かかみのをみに おこれとも ひとりもれなは こころみかけよ』フもよろ |
●〈副詞的に〉同じく。等しく。
| 『よろきみも ひとりいのちの かわりなし』ホ15 |
09/12/08
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