淡海 (和海・央海)。
「中央にある海」の意。
今の琵琶湖(ひわうみ)。 =ミオウミ・ニオウミ
『"中の環もがな" ウツロヰが アワ海
渫え ミオの土と 人
担い来て 朝の間に 中峰成せば 尊の名も ヰツアサマ峰』24文
『ワケイカツチの 天君は 深き思ひの あるにより オオシマをして アワ海の ミツホの宮を 造らしむ』25文
『オオモノヌシは アワ海の 央国宮を 造り替え 越根の国も サホコ
みな 民を治めて 静かなり』30文
『諏訪ハフリ ハラ山の絵を 奉る 君これを褒む 同じ時 シラヒゲの孫 アメミカゲ アワ海の絵を 奉る』32文
『中峰の 充てはアワ海 八峰は 裾の八湖 三つ埋まり 焼くれど 眺は 変らじと』32文
『九年の夏 雨 四十日降り 山背方 アワ海あふれ 稲もミモチ 嘆き告ぐれば 御言宣』32文
『君 許されば アメヒボコ 宇治川上り アワ海の 端村に住む また更に
若狭巡りて 住む但馬』35文
『行く貴船 タタネコが歌 "アワ海の 安曇の神と スミノヱも 共に貴船の 守り神かな"』37文
『天の山の 中 ウツロヰが アワの砂 九星の胞衣の 宗ぞ編みける』フ001
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