そむ  ソム  somu

  

【染む・(添む・沿む・親む・障む)】
A: 合う/合わす。在る/現す。収まる/収める 留まる/留める。調う/調える。供える。
  近づく/近づける。親しむ/親します。調和する/させる。和らぐ/やわす。

『おこないちかに なるころは しらはきそみて さくらいろ』ホ4
『ゑとにそむ あめあかるひは よろつよし やつくりはこれ』ホ21
『そのゆえは ゆふぬのきぬお そめかさる これなすひとは たかやさて』ホ23
『きみしはし おもひてわかの うたみそめ おきひこおして』ホ24
『としのあさ うたえそむるお とりみれは わかのうたあり』ホ25
『まつりのあやお みつそめて ひとつもちゆき ひよみなす ふたゑにさつけ』ホ28
『あめみまこ そめしひみつの をんはらひ ひみつのさわり はらふへし』ホ39
『さきにたしまか のこしふみ くにそまされは かくのきお ゑんとおもえは』ホ39
『つすはつね うたみにそめて かえせよと なかえたまはる』ホ39
『かみのとよそや わけそめて きひのいゑとみ もちならふ』ホ40
『みはえしめして あいかたり あらたにそめて ふたやより あけたてまつる』ホ40
『これたてまつる みわのとみ すゑとしおそれ つつしみてそむホ40
『きみはみはたお そめませは とみもみかさの ふみおそむミ序
『ほつまふみ そめささくれは みくさのり そなふたからと みことのり』ミ序
『ゆききとりゐの ふたかみと ききておのおの をしてそめけり』ミ3
『みをやかみ みてくらそむる はるあきの いきはくたより さきりなす』ミ6
『しかおちこちの ももつかさ みなふみそめて かえるこれかな』ミ7
『ふたそめて さとしおしえん にのみちも とかねはくもる』ミ10

 
変態:「さふ(支ふ)」「しむ(占む・染む・締む)」「すむ(住む)」「せむ(迫む)」「そふ(添う)
派生語:「のそむ(望む・臨む)」「そめ(染め)」「みそむ(密む)

 
 

【初む】
C: 行き来する/させる。回る/回す。改まる/改める。始まる/始める。

『ひとなるのちに やよいみか みきつくりそめ たてまつる』ホ2
『さかむかひして あひそめて それよりいまに むつましく』
ホ13
『あめつちひらけ そむときに くにとこたちの かんはらみ』ホ22

変態:「さる(更る)」「する(擦る)
派生語:「そめ(初め)

 
 

【(聳む・騒む・繁む・早む)】
D: 正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・中心にある・主導する」

変態:「さゆ(冴ゆ)」「すむ(澄む・済む)」「そふ(聳ふ)
派生語:「のそむ(望む・伸聳む)

 
 

【(障む・粗む・寂む)】
E: 負の方向に離れる/離す。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」

変態:「さふ(障ふ・荒ぶ・寂ぶ・錆ぶ)」「しむ(凍む)」「しる(痴る)

 
 

【十六】
16。

そむほゐますも ひとひとそ おほすはめくみ あつきなり』ホ4
『すすみてる たけみかつちか そむたけの よろにすくるる ちからにも』
ホ8

 
そ(十)」+「む(六)
また「そむ(聳む)」の名詞化。

 

10/02/05

  

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