【禊】【水濯ぎ/身濯ぎ】
1.(それ・曲り・偏りの)
直し・和し。 調和。講和。平定。
2.(曲り・穢・邪霊を) 放つこと。祓い。
3.<1・2の物実>
水で身を濯ぐこと。
『とよけみつから みそきして やちくらちきり ぬきんつる いつち』ホ4 『さわるいそらの みそきにて ゑなのかこみは おのころの たまことならは ゆきよろし』ホ4 『むかしたまきね ちかいして かつらきやまの やちみそき』ホ4 『もろこたゑねは あちひこか これはみそきの ふみにあり』ホ5 『いなしこめきお そそかんと おとなしかわに みそきして』ホ5 『のちいたる つくしあわきの みそきには』ホ5 『みそきにたみの ととのいて いやまととほる』ホ5 『こころおあかす うたのみち みそきのみちは みおあかす』ホ5 『かみのみこころ うるはしく みそきつかさお かなさきに』ホ8 『あまてるかみは さくなたり はやかはのせに みそきして』ホ8 『かみはかりして はたれうつ きみはみそきの さくなたり』ホ9 『せみのおかわに みそきして ちのわにたたす みなつきや』ホ10 『よろまろひとり そはにあり きみはよわくて みそきまれ』ホ11 『しめひきわたし みそきなせ おにかみしはる うつわもの』ホ12 『そのみなもとは とよけかみ かつらきやまに みそきして』ホ14 『みしほおあひて みそきなす とものくすひか いふかさお あめにもふさく』ホ15 『わかみみも けかるるあかお みそきせし なからふみちお よろこへは』ホ15 『もろはかり ついにうつして あすかかわ くるわにほりて みそきなすかな』ホ20 『むかしくしひこ いさめしお あさけるけかれ みそきなす』ホ24 『おとたけすみと みなつきの みそきしてのち うふやてて』ホ26 『あるひまたいて みそきなす しらはのやきて のきにさす』ホ27 『さるたひこ みそきにあわの むなさわき ふとまにみれは ゐむのみは』ホ28 『みもすそとえは さるたひこ むかしはたれお やふらんと みそきなすとき』ホ28 『みなみそきして うつわゑて むみちをやふり をさむたみ』ホ28 『ほしのつかひは あめとみと いんへたまわり みそきなす』ホ30 『いさかわに みそきのわぬけ みやにいつ みうえのとみは かみまつる』ホ31 『ほつまきみ かつらきやまの やちくらの みそきもみちて』ミ逸 『ときわにまもる あまかみの よよのみそきの さきかけは』ミ逸 『あのねせは ことしろぬしか みほのつり ちちかすすかの みそきなすまて』フあねせ |
[1]
「みそく(禊ぐ)」の名詞化。
「みそく」は「みす(見す/放す)」と同義語「そく(直ぐ/削ぐ)」の合成。
ここでは「A: 合わす・調える・直す」、また「B:
離す・放つ・祓う・除く」などの意。
[2]
「み(水/身)」+「そき(濯ぐ)」
変態:「いすき(濯ぎ)」「ゆすき(濯ぎ)」「あすか(濯・和直)」
類語:「はらひ(祓)」「いさめ(諫め)」「すすき(濯ぎ)」「そそき(濯ぎ)」「みつあひ(水浴び)」「せみ(清み)」「せみな(清穢)」「ものいみ(物忌)」「たたし(正し・直し)」「なおし(直し)」「やわし(和し)」「あらひみ(洗身)」「ゐむのみ(斎むの身)」
10/01/16
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