【(進過き)・鈴木・寿木】
正の方向に離れるさま。 生育。成長。進展。発展。
●成長発展する木。 =まさかき(真榊)
『われみるすすき ちゑよたひ わかみもことし ふそよよろ』ホ15 『すすきはよわひ はたとせの のひもこのきの あのいのち』ホ28 |
「すすく(進過く)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「進展する・成長発展する」などの意。
また「すす(進・鈴・寿)」+「き(木)」
変態:「ささき(佐々木)」
類語:「さかき(榊)」「まさかき(真榊)」「むよろほき(六万穂木)」「よわひ(齢)」「すす(進・鈴)」
【濯ぎ】【薄・芒】
合わせ。(逸脱・曲りの)直し。改め。調え。調和。
『のちにわかひめ ひたるとき やくもゐすすき かたかきお ゆつることのね』ホ9 |
●【薄・芒】(白く細長い穂から) 濯がれたもの。清らかなもの 濯ぎ清めるもの (箒の異称か)。
『そのことのねは いさなきの かきのかたうつ いとすすき』ホ9 『ものぬしか たちにおわれは すすきしま おもむろおさめ たけふかみ』ホ28 『むかしさすらい ことおひく ときにあられの すすきうつ』ホ28 |
「すすく(濯ぐ)」の名詞化。
ここでは「A:
合わす・調える・直す」などの意。
変態:「そそぎ(濯ぎ)」「すすか(清か)」
類語:「ゆすき(濯ぎ)」「いすき(濯ぎ)」「みそき(禊)」「せみ(清み)」
派生語:「いとすすき(糸薄)」「ゐすすき(五濯ぎ)」
09/12/07
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