わく  ワク  waku

  

【(和く・判く・図く・計く・謀く・諮く)】
A: 合う/合わす。やわす。収(治)まる/収(治)める。在る/現す。比べる。はかる。対応する。

変態:「はく(佩く・接ぐ・図く・計く・謀く・諮く)」「ふく(葺く)」「まく(設く)
派生語:「わかる(判る)」「ことわく」「わけ(判・訳)」「わきまふ(弁ふ)

 
 

【分く・別く・湧く】
B: 離れる/離す。分れる/分ける。放つ。払う。発す。空く。開く。そる/そらす。曲る/曲げる。

『むそよろとしの よおしりて いかつちわくる いつのかみ』ホ序
『ゐくらむわたを ねこゑわけ ふそよにかよひ よそやこゑ』ホ1
『みおわけおふる きのみゆゑ きみはをめかみ』ホ1
『あめのめくりの みむそゐゑ よつみつわけて みそひなり』ホ1
『やものよつきは とよくんぬ あめよりみつの わさおわけホ2
『きつねもみつに わけゆきて たはたのとりお おわしむる』ホ8
『ゐすことは ゐくらにひひく ねおわけて わのあはうたお をしゆれは』ホ9
『もおとえは このかみすかた わかひこに うるりわけゑす』ホ10
『このみやしれは よよのため やめるおいやす みちおわけホ10
『むはたれよもに わきみちて たみくるしむる そのときに』ホ12
『たまのをも とけてむねかみ みなもとへ たましゐわけて かみとなる』ホ13
『あめつちひとも わかさるに ういのひといき うこくとき』ホ14
『にまぬけて あまかみひるお わけくたし わかこころうる みちなるは』ホ14
『くいものの よしあしわくる なりそめお もろたみきけよ』ホ15
『ここにこもりの みたねふみ あめつちいまた わかさるに』ホ16
『くにとろの はにみつわけて はにはやま みつはうみなり』ホ16
『やきたわけ これにひつきの ふたたまし よのひとからの たかはかり』ホ17
『たかはかり ほかせはにみつ よつにわけ うつほのひとつ つきあわせ』ホ17
『かのみたま こわによろこひ うはのてお わとあにわけて あいうえお』ホ18
『ゆえはあめつち わかさるに あめのみをやの あほおあめ』ホ191
『みつかきお としよつにわけ とはとふか ひかたにこかと』ホ21
めをふみわけて かひなくる をさめくらせて ゆふぬのも きぬもをるなり』ホ23
『みちりのたてに へかさりお かけてよつむつ ふみわくるホ23
『つうちよこへに つりわけて をりひめかさり ふむときに』ホ23
『よこへにわけて つうちひく かひぬきなけて をさめくる』ホ23
『みくさおわけて さつくいは なかくひとつに なるよしお あやにしるして』ホ24
『くもちわけ しなのすわより みちひけは はらみやまから よもおみて』ホ24
『みはむゐしなお ゐつわけて なかすゐしかわ せきいれて』ホ24
『なるかみお わけてしつむる かくつちと みつはめおうむ』ホ24
『あめはふりてり まつたきは いかつちわけて かみおうむ』
ホ24
『よろの うらかたは あふとはなると かめうらは みつわくわかぬ』ホ24
『なるかみわけて つちいかす わけいかつちの すへらかみ』ホ26
『にしきのあやお をることく よこへつうちに たておわけホ27
『あめみをや ひのわのみたま わけくたし あまてるかみお うみたまふ』ホ28
『もとのたかひに しろしめす にしはやすかわ おもいかね をしかとわけて』ホ28
『あめよりみつの かんたから きみとみわけて たまわれは こころひとつに』ホ28
『わかなかすねか うまれつき あめつちわかぬ かたくなお』ホ29
『あまきみの もとはみまこの いかつちお わけてをさむる』ホ30
『たまふなは わけいかつちの あまきみと みくさもわけて』ホ30
『いまあまきみの くらひなる むかしはみうゑ わけさつく』ホ30
『みくさおわけて さつくるは なかくひとつに なるよしお あやにしるして』ホ30
『みやにいて まつりこときく とみわけて うきあなのかみ みあえなす』ホ31
『やましろと つまはおおさか みちわけて ともにおそふお みことのり』ホ34
『あまりなそゐこ くにあかた わけおさむその すえおおし』ホ38
『たけきおえらみ つちもつて やまおうかちて くさおわけホ38
『なるかみのあめ よきほとに わけてみそろの うるほひに』ホ38
『やまへこひたり みつなきお あめにいのれは いわかとに しみつわきてる』ホ38
『かけはしつたひ むまゆかす くもわけあゆみ うえつかれ』ホ39
『かれらやすます ひもなきと なつかはきして はなふりお みなわけたまひ』ホ40
『ままにわけおく はりまあき あはいよさぬき さえきへそ』ホ40
『かみのとよそや わけそめて きひのいゑとみ もちならふ』ホ40
『あめつちも ひらけてかみも めをもわけ ひもつきもなり』ミ序
『ゐつね ましわりて ひとのいきすと なりてより ゐつななわけて よそやすち』ミ10
『あかはなま あたかくのほり あなるひの わかはねるまつ』ミ10
『こころさためて ふぬむえけ もとをのこえお わけしれは』ミ10
『あそのよの なるかんをかも すみめかも わけやかえらん たのしきわなり』フあその
『ふのゐさめ あらかねわけて ねりきたえ かまもつるきも かそえやわらく』フふゐさ
『をのねせは めのまつりこと おきふしも わかぬまよひの をはねせにけり』フをねせ

 
変態:「はく(吐く・剥ぐ・掃く)」「へく(剥ぐ)」「まく(撒く)」「むく(剥く)」「もく(もぐ)」「よく(避く)
派生語:「わか(若)」「わき(湧き)」「わき(脇)」「わかつ(分かつ)」「わけ(分け・別)」「わかる(分かる)」「わこ(和子)

 
 

【(頒く・環く・回く・転く)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。めぐらす。分配する。

『このくにつこに よこへそり そえてあまねく みちわきて』ホ23

 
変態:「はく(環く)」「まく(巻く)」「めく(巡く)
派生語:「わっか(輪っか)」

 
 

【(上く・熟く・化く)・沸く】
D: 正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟成する・優れる・勝る・至る」

『なかはふり なかはわきつつ このやまと ともしつまりの このやまよこれ』ホ32

 
変態:「あく(上ぐ・明く)」「おく(熾く)」「はく(化く)」「ふく(噴く)」「やく(焼く)
派生語:「わか(若)」「わき(沸き)」「ちわき(幸)」「さわく(騒ぐ)

  

09/10/17

  

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