もろ  モロ  moro

  

【諸】【両・双】
合い。寄り。群れ。

『まちたまえ のちかえさんと もちかえり たかまにいたり もろにとふ』ホ1
『このときに みなつまいれて やそつつき もろたみもみな つまさたむ』ホ2
『たちはなうゑて うむみこの たかみむすひお もろたたゆ』ホ2
もろかみの たかまにまつり はかるのち つはものぬしか』ホ3
『おおものぬしか ひのかみの ゐみなのあやお もろにとふ』ホ4
もろともに くにくにめくり たみおたし』
ホ4
『これよりもろか なおこひて おはよりとえは うひるきと みつからこたふ』ホ4
もろこたゑねは あちひこか これはみそきの ふみにあり』
ホ5
もろこふときに おもひかね これときいわく』ホ5
『ふたかみみめお みことのり かんみむすひの やそきねか もろとはかりて』ホ6
『ををんかみ もろとはかりて やそきねお ねのくにかみと』ホ7
『ことのりお もろかはかりて あめもとる おもきもしむの なかはへり』ホ7
『かなさきうけて せめくちの もろにさつけて ましなえは』ホ8
『みちものま しむにあつけて もろかえりけり』ホ8
『ふつぬしもろと ゆかけして さらにむかいて やおもとむ』ホ8
『ちものものまも そのくにの しむにあつけて もろかえりけり』ホ8
『とつみやの つけにもろあい かみはかり かねてかなての みことのり』ホ8
『みことおうけて かたまろか もろにをしゑて のにいたる』ホ8
『きくつねすへて みそみよろ みたりはつつか もろかえりけり』ホ8
『いふきぬし くまのくすひと まてにあり しろくろこまに もろそひて』ホ8
もろうたふ はたれいかりて やのあられ かみのたみめに やもたたす』ホ8
もろゆるさねは かたのかみ ななたひちかふ のりこちに』ホ8
『ややゆるさるる みことのり みつひこかこと もろきつね』ホ8
『なかれおくめる もろかなも やしましのみの おほなむち』ホ9
『やたのかかみは たてにふれ もろとのさかお かんかみよ』ホ11
『さつさつと もろかうたえは きくはたれ わさもみたれて しはらるる』ホ12
『いさおしは もろにすきたり きみまもれ かみあまかつと なおたまふ』ホ12
『あまかつに かみたまわれは もろはたれ さはりなすとも』ホ12
『そのときに しほかまはしめ もろほめて』ホ12
『つきかとり かんきみおよひ かしまきみ つくはしほかま もろもます』ホ13
『なけけはみうち もろめして まふつのかかみ うつさるる』ホ13
『ゐもせのみちお まもりつつ もろくにめくり よおをふる』ホ13
『みうちにはへり みちおきく もろよろたみも をしらすに むれきくときに』ホ14
『よそこのはなに このみなる あくりおゑんと もろをかむ』ホ14
『のとはこれ もろにもふせと ををすとき』ホ14
『ときにあまてる みことのり なんちぬかたた もろもきけ』ホ15
もろたみも よくきけつねの くいものは そろはさいわひ』ホ15
もろひめら まさにしるへし いろのはな ひとたひめてて はやちれは』ホ16
『かすそなわれと つねあらす もろとりみれは そゐにさけ』ホ16
『かれもろはねお よりたたし をつるおたてに めおよこに』ホ16
もろのたまえは いめかみに いとありかたと ゑみすとき』ホ16
『ひめはもろめの はらむとき いきすつつしみ をしゑます』ホ16
もろこえと きみのいかりに またゆりす』ホ17
『かなしきのちの いさおしと もろかもらえは ゆるさるる』ホ17
もろひとに あまのこやねの もふさくは みうたのあちは』ホ17
『みちとみひこも もろこえに やもよろたみは ももちこえ』ホ17
もろはかり ついにうつして あすかかわ くるわにほりて みそきなすかな』ホ20
『ときにはて もろあまめして これおとふ ひきめはひかん あらこあみ』ホ25
『ここにはてかみ もろあまお あかめにそえて めなしあみ』ホ25
『きみはつくしの かみあつめ われつまいれん もろいかん』ホ25
もろとみめして みことのり むかしにはりの みやたてて』ホ26
もろおとろきて ととむれは いやとよわれは たみのため にかきおはみて』ホ28
『あすすこよみお もろうけて このよのわさお かんかみる こよみこれなり』ホ28
『いかんそゆきて むけさらん もろみこもけに いやちこと』ホ29
『あみこみつから もろひきて みふねのいたる はやすいと』ホ29
『すすむれは きみのなかねの をゑさめて もろもさむれは いくさたち』ホ29
『このうたお もろかうたえは あたかつく しはしかんかふ にきはやひ』ホ29
『きりてもろひき まつろえは きみはもとより くにてるの まめおうつしみ』ホ29
『あめとみおして みやつくり きさきたてんと もろにとふ うさつかもふす』ホ29
もろはかり あめのみまこの のりおもて たみにおかませ』ホ32
『みことさたまる くにつかさ たみにふれんと もろかえる』ホ32
『みはのあやくさ ちよみかや もろくわんとて にてにかし たれもゑくわす』ホ32
もろはかるうち はやすてに たけはにやすと あたひめと』ホ34
もろあひつきて たこしかて はかなるのうた』ホ34
『やをのあらひと いまなれて もろたのしめは かんかえて』ホ34
もろいわふとき つのひとつ あるひとここに たたよえり』ホ34
『きみもろにとふ くえはやに くらふるちから あらんおや』ホ35
『ものいわす これなにゆえそ もろはかり やまとひめして いのらしむ』ホ36
『たけぬかわけと くにふくと みかさかしまと といちねと たけひらもろに』ホ36
『うらとえはよし ゆみやたち もろのやしろに をさめしむ』ホ37
もろくにに やものいけみそ つくらしむ なりわひふえて たみとめる』ホ37
もろもなんたて かくよもと とのまえにうゑ かふよもと すかはらにうゆ』ホ37
『ひきてもの ひきてあさはき めしよせて これにひかせて もろくれは』ホ38
もろうたは くもらおそれて かくれんと つはきおとりて つちとなし』ホ38
もろおあつめて たけるとす ほこさきあたる ものあらす』ホ38
もろあかた ぬしらおほみけ ささけんと いつみめかやに そのつとえ』ホ38
『きみもろあつめ のたまわく ほつまのゑみし かすめると』ホ39
『ここにもとひこ もろにふれ まつろはされは ころすゆえ』ホ39
もろおとろきて もとむれと ついにゑされは なみなきて みふねつきけり』ホ39
もろなさす ひとほしよすな きみのうた かえしもふさく』ホ39
『たれとみわさお をさめんや もろにのりして かみおくり』ホ40
『ときにおもむろ なるいとり いつれはもろと みささきの みひつおみれは』ホ40
『たそかれよりそ みこしゆき のほのおひかし もろつかさ かたむたひまつ』ホ40
『いわひさをしか とみそふり つきみゆきもり もろつかひ みなおくりゆく』ホ40
『をしかとは うつしひのおみ こしにのる もろおくりけり』ホ40
『これもろいゑの つたえふみ いまのてにはに なつらえて』ミ序
『ふたかみゐめお みことのり たかみみむすひと やそきねか もろとはかりて』ミ4
もろあつまりて ゆえこえは きみさほひこに みことのり』ミ6
もろほしは あめにかかりて またらなす つつゐはもとの いろつかさ』ミ6
『さつきにもろは なるつゆお なめんとゑもき あやめふく』ミ7

 
もる(盛る)」の名詞化。 
ここでは「A: 合う/合わす・寄る・集まる・群れるなどの意。

変態:「むれ(群れ)」「もり(盛)」「みな(皆)」「みた(共)

  
 

【(守)】
1.〜を合わすもの。〜を持つもの。
2.(心身を)合わすこと/者。添い仕えること/者。 =まめ(忠)
3.治めること/者。見守ること/者。世話すること/者。 臣。もののべ。司。

みもろのやまに ほらほりて あまのさかほこ さけなから』ホ23
『かうちくさかの あうゑもろ やかたにいくさ ととのひて』ホ29
『みほはもろすけ とみにめす むかしひほこか みやけもの』ホ35
おほのたけもろ きのうなて ものへんつはな このみたり』ホ38
『いのよろの たねはよわきも なかはしら もろもつくみも いよろなるへし』フいよろ

 
もる(守る)」の名詞化。 
ここでは「A: 合わす・添う・仕える・治める」などの意。

変態:「まら(守)」「まろ(守)」「もり(守)」「もろ(守)」「もの(守・物)」「はへ(侍)」「はり(張り)」「みはり(見張り)
類語:「み(見)」「へ(部)
派生語:「もろかな(守が名)」「みもろ(見守・御諸)

  

10/02/04

  

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