【止む・留む・停む】
A: 合う/合わす。収まる/収める。(現状を)維持する・保つ。引き止める。
『わかひめの こころおととむ たまつみや』ホ1 『くしひるのこは ととめすと あめにおくりて』ホ3 『ふたかみのまえ おちととむ おもわすいたく ゆめここち』ホ4 『たまのをととむ みやのなも をとたちはなの あわきみや』ホ5 『のちかえまさん みてくるま ととむるたみお あわれみて』ホ6 『またおとこ つはものぬしと こくみそゑ つほねととめて かえらんと』ホ6 『つるきもち ゆくをはやこか おしととめ いさおしならは あめかした』ホ7 『ここにはたれの ちおしほり ちかひととめて うしほあひ』ホ8 『きらんとすれは いふきぬし ととめてこれも ちかいなす』ホ8 『これつよし きみはやさしく やわらかに ませはかかえて ととむものかな』ホ13 『くらむすひ ととめてしかる わかこのみ にすてのつらお みかかせ』ホ13 『あめのみやゐに かえさんと けものになるお ととむなり』ホ15 『ととむる をのこりと わらへのひたひ かにおせは』ホ18 『よそふまにたみ あつまりて ひたととむゆえ てるひこお くたすへきやと』ホ20 『ときにこやねは はやかれと おほものぬしも ととめける』ホ20 『ふとたまかいふ かかなえて きみのおほすお ととめんや』ホ20 『こやねして にはりにととめ かつてして うみへおのほる みゆきふれ』ホ24 『このよしお みつほにつけは おとろきて ほたかみおして ととめしむ』ホ26 『こえとかえなて たけすみに ふくめととめて はせかえり』ホ26 『もろおとろきて ととむれは いやとよわれは たみのため にかきおはみて』ホ28 『なんちまた かかみのとみは かろからす かみおみやこに ととむへし』ホ28 『はらのをきみは かてととむ かれになかすね ふねととむ』ホ29 『みこのもは よそやにぬきて とみととむ むとせたつまて みあえなす』ホ32 『みこのもはいり よそやのち まつりこときき とみととめ いますのみあえ』ホ32 『これつみひとの しいととむ ゑやみなすゆえ』ホ33 『いせいいの たかひおかわに すすととむ たかみやつくり しつめます』ホ36 『むかしのひとの をおととむ をとたちはなと なおたまひ』ホ37 『たけるかいわく いましはし つるきととめよ ことありと』ホ38 『はたのつるきて むねおさす たけるしはしと ととめいふ』ホ40 |
「とつ(閉づ・綴づ)」と同義語「とむ(留む)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・保つ・留める」などの意。
変態:「たたむ(畳む)」「つつむ(包む)」「なたむ(宥む)」
派生語:「ととまる(留まる)」
10/05/25
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