なに  ナニ  nani
なん  ナン  nan

  

【何】
1.当てはまるさま。該当するさま。またそれの特定を促す語。

なにこひめ またこなにひめ なにおとも おなにともつく』ホ4
『またとふなんち なにひとそ たみといふにそ おたけひて』ホ7
『あねとわく さこころはなにホ7
『こたゑねは わらつていわく ころすなり はたれいかつて なにゆえそ』ホ8
『またとふやつこ こしはなに いわくなんちお やことせん ゆえにのるなり』ホ8
『かさみのつるき なけすてて なにのりこちの おおまなこ』ホ9
『をきなうなつき くしひこか いさめのすすか いまとけり くるしみはなにホ13
『てれはたからは なんのため』ホ13
『みなひるかえる このかかみ なんのためそや まさにきけ』ホ17
『みやひなけれは みもかるる かれていろほし なんのためそや』ホ17
『くこわにやもお なにかたと うむくにすへて おのころそ』ホ18
なにくにさつち やもぬしと なりてとほかみ ゑひための くににうむこは』ホ18
『さめてかくする なにゆえや いわくみまこの みゆきさき かくおるはたそ』ホ24
なにことも おたみおたてて にいたみの かけははらより つくなわす』ホ24
『これおすつれは またけかれ なにかみありと いさむれは』ホ24
『ひめこたえ なにものなれは おとさんや われはかみのこ なんちはと』ホ27
『ひこくにふくお みていわく なんちなにゆえ こはむそや』ホ34
『いろおろち くひにまとえて さほのあめ おもてぬらすは なにのさか』ホ35
『ほんつわけ ひけおひいさち ものいわす これなにゆえそ』ホ36
『ときほんつわけ とふくくひ みていわくこれ なにものや』ホ36
『きみとけす まてにとふいま わらんへか かまはたはなにホ37
『はたよりおちて あらわるる きみみていわく それなんそ』ホ37
『すてにさります とみいきて なにかせんとて おひまかる』ホ37
『きしにあかりて なにむらと とえはやつしろ とよむらの』ホ38
『こたえいふ これなんのこと なんのいゐ それわかくには おおみをや』ホ39
『すへらきみ やつらはなふり そろりには たけたたまはる なんのこと』ホ39
『たけひのいわく うたのこと またとふかれは あわならす なにのうたそや』ホ39
『こはそもなんの わさはひそ ゆくりもなくて あからめす』ホ40

2.(反語) 如何にして。どうして。なんで。なんぞ。なんと。など。なぜ。

『をんめくみ なにわすれんと ゐゐなかす』ホ7
『ふつぬしいわく ゆかけあり なんそいたまん うけよとて』ホ8
『さそあしなんと はにしらん いやすりたける』ホ17
『われたとひ よにあるとても しむかれて なにおもしろと』ホ35

 
なぬ(和ぬ)」の名詞化。
ここではここでは「A: 合う・当たる・適応する」などの意。

変態:「あに(豈)」「あゑ
類語:「いかん(如何)」「ゑ(得・能)
派生語:「なと(何ど)

  

10/01/16

 

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