【(結)・磯】
添い。沿い。海沿い。
『いそのはの まさこはよみて つくるとも ほつまのみちは いくよつきせし』ホ序 『たつやみつちの ちからゑて つつかもなみの いそにつく』ホ序 『かかんなす はるのひとしく めくりきて いそのまさこは いわとなる』ホ序 『たつやみつちの ちからえて つつかもなみの いそにつく』ホ26 『やまとひめ うちはたとのの いそみやに ひらきしつかに』ホ38 『きひたけひこお おおいそえ おおともたけひ おおやまの』ホ39 |
「いす(結す)」の名詞化。
ここでは「A:
合う・添う・沿う」などの意。
変態:「はし(端)」「はた(端)」「ふち(縁)」「うと(鵜戸)」「うた(宇陀)」
類語:「はま(浜)」「きわ(際)」「きり(限)」
【(結・和)】
和合。陰陽和合。調和。
『やまとひめ うちはたとのの いそみやに ひらきしつかに』ホ38 |
「いす(結す)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・和す・結ぶ」などの意。
【(結・群・軍)・争】
1.結び。集まり。群れ。軍。
2.匹敵。対抗。敵対。戦。 軍器。武器。
『ちつるきうつす いそのかみ かみかかすかの いちかわに つけおさめしむ』ホ37 『またいそのかみ ゐそきねの ゐかわすけうむ かんくしと ゐなせひこ』ホ38 『ときやまとたけ おおいそお かつさえわたす いくさふね』ホ39 |
「いす(結す・比す)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・集まる・匹敵する」などの意。
変態:「いさ(争)」
類語:「いくさ(軍・戦)」「すまい(争い)」
関連語:「いそふ(争ふ)」「いさかう(諍う)」
【(出・逸)】
離れるさま。それるさま。外れるさま。曲るさま。ねじけるさま。
『さわるいそらの みそきにて ゑなのかこみは おのころの たまことならは ゆきよろし』ホ4 『ひひめはもとめ たまねひめ いそよりひめに むれのひめ』ホ10 『ももにちまつる ちのわぬけ ゐそらおはらふ みなつきや』ミ9 |
「いす(出す・逸す)」の名詞化。
ここでは「B:
離れる・それる・外れる・曲る・ねじける」などの意。
変態:「うそ(嘘)」
【五十】
1.50。
2.至り。極み。完成。成果。
『ひとのりも そとせほほなる みそのはり ゐそはむなきの いさおしも』ホ17 『ゐそすすの ちゑのはたとし あめかわる こよみまたとて ものぬしか』ホ28 |
「ゐ(五)」+「そ(十)」
また「いす(秀す)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
10/01/24
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