【(大人・治人)】【翁・老翁】
1.司る者。教える者。統治者。首領。
2.熟練の者。老熟者。大いなる者。中心にある者。長老。
『しきあかた あなしうをかみ をしてそえ すゑてうつしひ かんをちそ』ホ8 『ものぬしは いかりていわく ふとたまは きみのとのおち とみをきな』ホ20 『かりわなにおつ これおとく しほつつのをち ゆえおとふ』ホ25 『ままにことふる をちいわく きみなうれひそ はからんと』ホ25 『ふたゑにいわく わかよはひ きわまるゆえに かんおちお なんちにさつく』ホ28 |
「をつ(治つ/央つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・まとめる・治める・教える」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「をさ(長・筬)」「をし」「よし(寄し)」「うし(大人・氏)」「ぬし(主)」「あるし(主)」
類語:「かみ(頭・守)」「つかさ(司)」「よろし」「ますひと」「をき(翁)」
【(老背)・老翁】【(大父)・祖父】
1.老いた男
『しいねつひこは みのとかさ みおもつうかし をちうはの たみのすかたて』ホ29 |
2.大父。上父。
「を(大・上・熟・老)」+「ち(背・父)」
変態:「ををち(老翁・祖父)」
【伯父・叔父】
正の方向に離れるさま。陽。男。
『いさなきの うふやにおちと おはなれは まつりたゑすと みことのり』ホ7 『もちてたみたす おちとおは しらやまかみそ』ホ7 『おちおいの しむのあやまち つくのえと なけきうたふや』ホ9 『をちとをゐとの さかつきの ささのなかめは いわのうゑ』ホ11 『なこそしる ふつのみたまの ささむかひ かゐのはまくり あふみをち』ホ11 『をゐのみるめも としなみの なこそしるへゆ ちなみあふはま』ホ11 『まらかおち あまつははらお ふなおさに まらはかちとり』ホ20 『おとへかや そのくにつこと おちのこの とりいしかやと ちなませて』ホ38 |
「をつ(上つ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。これは陽陰の精製過程で軽く上った「陽」の属性を表す。
変態:「をと(男)」「をせ(背)」
類語:「うをせ(空火風)」
09/12/15
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】