【(纏人・升人)・益人】
(中央政府の任命により地方の国を)治める人。 =あめますひと
『ちたるくに ますひとこくみ おこたれは たまきねつけて ひたかみは やそきねにたす』ホ6 『やそきねのおと かんさひお ますひととなし』ホ6 『ますひとか たみのさしみめ つまとなす』ホ7 『くらきねか まかれるときに しらひとお ねのますひとに』ホ7 『かすかこたえて これむかし あめのますひと そむくゆえ』ホ12 |
「ます(纏す・升)」+「ひと(人)」
「ます」は「まつ(纏つ)」の変態で、ここでは「A:
合わす・和す・まとめる」などの意。
類語:「くにかみ(国守)」「くにつかみ(地つ守)」「くにのかみ(地の守)」「くにつかさ(国司)」「くにつこ(国造・国司)」「くにもり(国守)」「しらひと(白人)」
派生語:「ねのますひと(根の益人)」「あめのますひと(天の益人)」
09/10/14
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