【指し・挿し・刺し・差し・止す】
合わせ。
●合わせ。使用。
『うのとりの あつみかわゆく いかたのり さおさしおほえ ふねとなす』ホ27 |
●合わす所。添う(沿う)所。照準。フォーカス。
『かかはあきのね いつくしに かかけあかせる こころさし』ホ16 |
●合わせ。匹敵。比べ。計り。
『あつめはかりて ひとつほお いまのひとまの ものさしそ』ホ17 『うつほのひとつ つきあわせ あまのめくりの まかりさし』ホ17 |
●留まるさま。留めること。
『みさしくに さかむのくにと もとひこに なつけたまわる くにつかみ』ホ39 |
「さす(指す・挿す・止す)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・付く・沿う・留める・匹敵させる・比べる」などの意。
変態:「しし(肉)」
派生語:「さしみ(刺し身)」
【(差し・挿し・差使)】
差し向ける者。遣わす者。使い。 =さをしか
『むねきよく みはあかつけと さしかみて あめにつくれは』ホ28 |
「さす(差す)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・添える・付ける・つかわす」などの意。
類語:「をし(御使)」「をしか(御使)」「をしかと(御使人)」「しか(使)」「しかと(使人)」
関連語:「あもとのさをしか(天元の差使)」「くにうむかみのをし(地生む神の御使)」「もとつかみのたえもり(元つ神の束守)」「もともり(元守)」「もりのかみ(守の神)」「もり(守)」「こころはのむはし(心派の六端)」「ねのむくら(根の六臓)」「むむね(六宗)」「しゐのね(魄の根)」
10/02/15
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