【群・郡・叢・村・邑】【斑】
1.群がり。集まり。囲み。集合。集落。
2.区分。区画。地区。
『こおうむもりは うまぬとき すつるむらほし のりみたる』ホ13 『うみてをしえる とのみちお うけてをさむる ちゐもむら』ホ23 『もにいりて しらにわむらの みはかなす のちにとくさの ゆつりうけ』ホ27 『くまのむら いわたてこえて おきおこく つちかせふねお たたよはす』ホ29 『いくさひきゆく みちをみか みねこえうたの うかちむら』ホ29 『やほさみと うよかたかはし むらいくひ うまささつくり みわかみに』ホ33 『おほさかも つきのかおそえ いしむらお たこしにこさは こしかてんかも』ホ34 『たつぬれは むらきみうしの あたいとふ こたえてまつる かみゑんと』ホ34 『よりてはりまの いてさむら あわちししあわ ままにおれ』ホ35 『きみゆるされは あめひほこ うちかわのほり あわうみの あなむらにすむ』ホ35 『めつきにいたる はやみむら をさはやみつめ みゆききき』ホ38 『ここにすへらき すすみゑす くたみのむらの かりみやに はかりていわく』ホ38 『きしにあかりて なにむらと とえはやつしろ とよむらの』ホ38 『たかくあかたの ふなわたし たまきなむらの つちくもの つつらおころし』ホ38 『ほつみにいたる いくはむら みけすすむひに かしはてへ みさらわすれる』ホ38 『やまとたけ ひとほしほめて たけたむら ほかははなふり』ホ39 『いまたてまつる たまかさり ほめてたまわる むらのなも たまかわあふみ』ホ39 『いささかに なくさみゆけと あしいたみ みゑにまかれは みゑむらそ』ホ40 |
「むる(群る/放る)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・添う・集める・囲む」、裏を返して「B:
離す・分ける・区切る」などの意。
変態:「むれ(群)」「もり(盛)」
独り言:「ぶらく(部落)」
【(放)】
離すこと。放つこと。払うこと。
『ははかをさきに つるきあり ははむらくもの なにしあふ』ホ9 |
「むる(放る)」の名詞化。「むる」は「まる(放る)」の変態。
ここでは「B: 離す・放つ・払う・そらす」などの意。
変態:「まら(魔羅)」「もれ(漏れ)」
派生語:「むらくも(放雲・放隈)」
【(回・転)・腎】
循環。還元。リサイクル。
●腎臓。
『ふつきくらむら はつきわた なかつきはみめ しむよそへ』ホ14 『しゐのねは むらとこころは ふくしゆふ よくらよこしや』ホ17 |
「むる(回る・転る)」の名詞化。
ここでは「C:
回す・循環させる・還元する・リサイクルする」などの意。
【(蒸・熟・盛)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『かきやふり むらくもおこし ほのほふき つふていかつち』ホ8 『あのゆんの まめにひらきの むらさきや まおうつろゐの はるへひくらん』フあゆん |
「むる(蒸る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「むれ(蒸れ)」「もり(盛・森)」「むらむら」
関連語:「めらめら」「もりもり」
派生語:「むらくも(叢雲)」
10/09/13
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