くにとこたち  クニトコタチ  kunitokotati

  

【(地疾立/地床立)・国常立】
1.地の先発者。地の先駆者。

『いまににきねの さきみたま くにとこたちの わさみたま あらはるいつと』ホ序
『かみそのなかに あれまして くにとこたちの とこよくに』ホ2
『むかしこの くにとこたちの やくたりこ きくさおつとの ほつまくに』ホ4
『はつのよは くにとこたちそ あめにゆき みるもとあけの もりさため』ホ13
くにとこたちの こすえなり そのもとふつく あめみをや』ホ14
くにとこたちの あめまつる みけはこのみか』ホ15
とこたちの やもおめくりて にしのくに くろそのつみて かにあたる』ホ15
『とこよのみちお をしゆかみ くにとこたちも のりめくり』ホ18
くにとこたちの やくたりこ なにくにさつち やもぬしと』ホ18
『まるけたともに やつくりの もとはとこたちホ21
『あめつちひらけ そむときに くにとこたちの かんはらみホ22
くにとこたちの よにはまた ほこなきゆえは すなほにて』ホ23
『このすすは あめつちひらく とこたちの みやのまさかき』ホ28
『まさかきお はこくにみやに とこたちの うゑてくになも ひたかみの』ホ28
『みをやのさつく みくさもの くにとこたちは かんをして』ホ33
『たしまもり とこよにゆけよ わかおもふ くにとこたちの みよのはな』ホ37
『あめとこたちと わのそひも あしかひひこち とこたちの みよはみほかみ』ミ序
『くにみこと よたひかわりて とこたちの みよはかわらす もはかりよ』ミ4
くにとこたちの なよのかみ みなさこくしろ よりのほし』ミ6
『そのかみは くにとこたちの かみのよに むのたみめより むろやなる』ミ8
くにとこたちの むろやより みやとのつくる はさらたみ』ミ8

2.地の土台・基礎を立てる者。

『をしゑおたみに ならはせて くにとこたちの かみとなる』ミ8

 
くに(地)」+
とこたち(疾立/床立)
「くに」は「あめ(天)」に対して「地」を表し、「地上世界・物質界」の意。

類語:「とこよかみ(疾代尊)」「いにしかみ(往にし尊)
関連語:「あめとこたち(天常立)」「きのとこたち(東の常立)

 

<クニトコタチは場合によって指し示す神が若干異なる>
@.ミナカヌシとトホカミヱヒタメ。 この神々は天に還ってアメトコタチとよばれる。
A.クニサツチより前の神々の総称。 つまりミナカヌシからの20代。
B.クニサツチとトヨクンヌ。    ミカサ文ではこの2世代を特にクニトコタチとする場合がある。

『あめとこたちと わのそひも あしかひひこち とこたちの みよはみほかみ』ミ序
『くにみこと よたひかわりて とこたちの みよはかわらす もはかりよ』ミ4

  

12/02/27

  

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