【(和統)・秀真】
和し治まるさま。調和。陽陰和るさま。曲りなく素直であるさま。自然であるさま。
『ほつまつえゑおのふ』ホ序 『しわかみの こころほつまと なるときは はなさくみよの はるやきぬらん』ホ序 『いそのはの まさこはよみて つくるとも ほつまのみちは いくよつきせし』ホ序 『ついにしわかみ ほつまなる』ホ序 『いたわりお しらねはかみは とりゐぬそ ほつまおなめて とりゐなりける』ホ21 |
「ほつむ(和統む)」の名詞化。「ほつむ」は「あつむ(集む)」の変態。
「ほつむ」は「ほつ(和つ)」と同義語「つむ(統む・集む)」の合成。
ここでは「A: 合う・和す・治まる・調う・直る」などの意。
変態:「あつめ(集め)」「むつみ(睦み)」「むすひ(結び)」「めつみ(愛つみ)」
類語:「やまと(和)」「まと(円)」「と(調)」「あめ(陽陰・和)」「あわ(陽陰・和)」「に(和)」「かしま(和親)」「こやね(交和)」「しきしま(敷島)」「しか(志賀・滋賀)」「すのその(直の園)」
【(秀立・東)・秀真】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
●成長。成熟。生育。育成。
『うけかみに いはふほなかと ゆつりはの ほつまあそひの みつほうた』ホ25 |
●(日が)上り高まる所。東。東方。 またホツマ国の略。
『むかしこの くにとこたちの やくたりこ きくさおつとの ほつまくに』ホ4 『のほるほつまの をはしりの さかにゆきあふ をしかとは』ホ11 『かねてほつまと ひたかみの さかいにてまつ ふつぬしか』ホ11 『としへてのちに ににきねの みゆきほつまの にはりなる』ホ192 |
「ほつむ(秀つむ)」の名詞化。
「ほつむ」は「ほつ(秀つ)」と同義語「つむ(積む)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「あつま(東)」「あたま(頭)」「ほつみ」「はつほ」「みつほ」「はつみ(弾み・勢み)」
類語:「ひたかみ(日高み)」「ひたち(日立)」「ふつ(沸)」「ふと(太)」「やまは(熟果)」
11/03/26
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