【(見つほ・充つ穂)・瑞穂】
結び。締め。実り。総括者。
『ゐゑもさかえて そろふゆる みつほとなせる かみうたそ』ホ17 『むめひとも ともにのほりて みつほなる あまきみをかむ』ホ25 |
●結び。実り。 成果。結果。収穫。
『あしひきの ちゐものおたの みつほなる』ホ5 『いとまあらせて くにめくり よのあしはらも みつほなる かみのみうたに』ホ17 『つちかふは みのあしはらも みつほなる たみとなせとみ とみとなれたみ』ホ17 『とよあしはらの ちゐもあき みつほのたあり なんちゆき』ホ23 『うけかみに いはふほなかと ゆつりはの ほつまあそひの みつほうた』ホ25 |
「みつふ」の名詞化。
「みつふ」は「みつ(見つ・充つ)」と同義語「つふ(集ふ・詰ふ)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・結ぶ・実る」などの意。
また「みつ(見つ・充つ)」+「ほ(穂)」
変態:「むすひ(結び)」「むつみ(睦み)」「ほつみ(果つ実)」「はつほ(果つ穂)」
類語:「やまは(産果)」「みのり(実り)」
【御壺】
(アマテル神が居る)尊い都市。
『みつほまなゐに のりみゆき しはしはまつり きこしめす』ホ192 『みこかもひとは ひつきうけ みつほおうつす たかのみや』ホ28 |
「み(御)」+「つほ(壺・都)」
「つほ」はここでは「中心地・集積地・都市」の意。
類語:「みやつ(宮津)」
【(水補・水圃/水端・水辺)・水保】<地名>
1.<仮宮のミツホ> 水を備えるさま/場。水を補うさま/場。水田。
『みおのちわきも たはここに これかかみなり かりみやお みつほとなつく』ホ24 |
2.<ニニキネ第三の都> 水辺。アワ海のほとり。
『おおしまおして あわうみの みつほのみやお つくらしむ』ホ25 『をんかみおよひ ちちひめお おかみてあわの みつほくに みやうつしなる』ホ25 『むめひとも ともにのほりて みつほなる あまきみをかむ』ホ25 『のちにみつほに かえませは むめひとをきみ しわかみの』ホ25 『いささわけより みつほまて みかえりあれは あまきみも とみもよろこふ』ホ26 |
[1]
「みつ(水)」+「ほ(補・保/圃・場)」
[2]
「みつ(水)」+「ほ(端・辺)」
変態2:「みつは(水端)」
10/06/26
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