【(果つみ・果つ実)・穂積】
1.結び。実り。 成果。結果。収穫。
『そろのほつみの みけもまた うすつきしらけ』ホ15 『みあつくなれは にきはひて かれにほつみの まつりなす』ホ31 『うかほきの ほつみならふる ほもとかみ』ミ9 |
2.(1より) 収穫の時期。八月。 =はつき
『みをやおくりの ほつみひと しわすのむかと もはにいり』ホ31 『ほつみにいたる いくはむら みけすすむひに かしはてへ みさらわすれる』ホ38 『ゐそみほほつみ みことのり かえりおもえは やむひなし』ホ40 『まきむきの ひしろのゐそみ としつみゑ ほつみはつひに』ミ序 『ほつみはつひは うけまつり ふめたつかせに かやおふす』ミ7 |
3.「ホツミの祭」の略。 実りを神に感謝する祝。
『かえりもふての ほつみおも みつからまつり たまふゆえ くにゆたかなり』ホ37 『しのやまは たおうけもちの やつみみも かせうほつみも ちからもるなり』フしやま |
「ほつむ(秀つむ・果つむ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・和合/調和する・直る・結ぶ・実る」などの意。
また「ほつ(果つ)」+「み(実)」
変態:「ほつま」「はつほ(果穂)」「みつほ(瑞穂)」
類語:「やまは(産果)」「みのり(実り)」「いなほ(稲穂)」
【(秀つみ)・穂積】
1.(日が)上る地。東。 =ほつま・あつま
2.<地名・人名> ホツマ国を統べる者。穂積。
ムメヒトの後ホツマ国を治める者。その祖はおそらくオオヤマツミ。
『むめみやの はふりほつみの おしうとに いつあさまみこ やまつみの』ホ32 『たちはなひめと ほつみてし さくらねましお さきにやり』ホ39 |
「ほつむ(秀つむ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
また「ほつ」+「つみ(統み)」の合成。
「ほつ」は「ふつ」
の変態で「ほつま国」を表す。
変態:「ほつま」「あつま(東)」
類語:「ひたかみ(日高み)」「ひたち(日立・常陸)」
10/01/24
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】