【(果つ穂)】
結び。実り。 成果。結果。収穫。
『うけもちか はつきはつひに なるはつほ とよくんぬしに たてまつる』ホ15 『ふそとしさみと こしうしろ はつほをさめす またむかふ』ホ31 『なこそより きたはみちのく くにのかみ もかたのはつほ ささけしむ』ホ39 『つかるゑみしは みちひこに なそかたはつほ ささけしむ』ホ39 |
「はつふ」の名詞化。
「はつふ」は「はつ(果つ)」と同義語「つふ(集ふ・詰ふ)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・結ぶ・実る」などの意。
また「はつ(果つ)」+「ほ(果・穂・実)」
変態:「ほつみ(秀つ実)」「みつほ(充つ穂)」
類語:「やまは(産果)」「みのり(実り)」
【初穂】
鈴暦における初穂(第一年目)。キアヱの年。
『よそこのすすの こもそひゑ はつほきあゑの はつみかに こやねもふさく』ホ27 |
類語:「はつとし(初年)」
09/11/27
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