【東・(日上し)】
日が昇る方角。
| 『をきなのいわく ひのいつる かしらはひかし たけのほる』ホ1 『これもおなしく ねはきたに きさすひかしや』ホ1 『きはひかし はなはもみなみ このみにし』ホ1 『をうみあつみの なかはしら ひかしはやまと ひたかみも』ホ2 『とこよかみ きのみひかしに うゑてうむ はこくにのかみ』ホ2 『ひかしはるかに なみたかく たちのほるひの ひたかみや』ホ4 『ひかしのきみと みちうけて おおなゑことも まさかきの むよろにつきて』ホ4 『なかはやましろ はなやまの おとはひかしの あすかのへ』ホ8 『しまつはこまお のりはなち ことほきをゑて にしひかし』ホ11 『ひかしのほりて にしくたり うつほにめくり』ホ14 『なかすみはしら みなみむき きたひかしにし めくりたつ』ホ21 『はらからなれは にしひかし かよひつとめて かなめしむ』ホ27 『おしくもは よそやもにいり やましろの おしほにおさむ ひかしむき』ホ28 『きみこのゆめお かんかえて あにかゆめたた ひかしむき ほつまをさめよ』ホ34 『やまとたけ さきにはとみら にしおうつ ひかしおうつは もちひとそ』ホ39 『ときやまとたけ おたけひて にしむけまなく またひかし』ホ39 『たそかれよりそ みこしゆき のほのおひかし もろつかさ かたむたひまつ』ホ40 『やいろのにきて みなみあお にしはくれない きたはきに ひかしはしろく』ミ6 |
「ひ(日)」＋「かし(上し)」
「かし」は「かす(上す)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・上がる・昇る」などの意。
類語：「ひたり(左)」「ひたち(日立ち)」「ひたか(日高)」「ひかしら(日上し所)」「ほつま(秀つま)」「あつま(東)」
派生語：「ひかしのきみ(東の君)」
10/02/26
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