歳徳玉女 (年宣り賜め)。
年宣り神を下す者。タマメはトコタチ
(=八元神) の分霊。
タマメは五座神 (キツヲサネ)
を生む。その内「キツヲ」は、適宜トツギして六腑神
(アミヤシナウ) を生む。この11神を年宣神、ウマシアシガイヒコチ神、地の十一神、竈処のヱト守り神、室十一神、ヒヨミ神、などと言う。
タマメは11神を「ヱト守」として和し養い、この過程でヤマサの8神が生る。
二尊はこの8神にそれぞれ名を賜う。
【歳徳神】トシトクジン −広辞苑より−
暦注の一。その年の福徳をつかさどる神。この神の在る方角を明(あき)の方または恵方(えほう)といい、万事に吉とする。としとくさん。
★『Wikipedia -
年神』毎年正月に各家にやってくる来方神である。地方によってはお歳徳(とんど)さん、正
月様、恵方神、大歳神、年殿(としどん)、年爺さん、若年さんなどと
も呼ばれる。中世ごろから、都市部で「歳神」は「歳徳神」
と呼ばれるようになった。徳は得に通じ縁起が良いとされたためである。方位学にも取り入れられ、歳徳神のいる方角は「恵方」と言って縁起の良い方角とされ
るようになった。暦には女神の姿をした歳徳神が描かれているが、神話に出てくる大年神は男神であり、翁の姿をしているともされる。元々民間信仰の神であ
り、その姿は様々に考えられていたということである。
★神社が売る御札の中に『歳徳玉女大善神(としとくぎょくにょ
だいぜんじん)』というのが
あって、一年間、万物を生ずる徳ある方位の神のことで、正月様とも称す。
★奇稲田姫命を歳徳玉女に当て、ソサノヲと産んだ8人の子を八将神にあてることもある。
■現在では、大歳神(御歳神) [ヤマサ
と クラムスビ] 、 歳徳神 [ヒルコ
と ヱト守神]、歳徳玉女、宇迦御魂、保食神、これらすべてが混合してしまっている。
『柱に纏る 五座の五 年宣りタマメ 六腑の七 皆
一夜酒 鉏を振る 棟と柱根 槌を打つ』21文
『トコタチの 子の年宣りの タマメ神 五座六腑を 生み上げる 陽陰より下す 日夜見神』21文
『"鳴神の 主 東北守 ウツロヰの 大将君"
とぞ 年宣りに やしろ賜わる』21文
『久方の 天照る神の 発つ代に 日夜見の採り
の 中を告ぐる 東・西・央 適の とつぎして』22文
『年宣り神の 生れませる その十一神を ヱト守と
和み養うて 八御子生る』22文
『年越は 大麦と小豆と 米
蒸ます 年宣り・ヤマサ 鬼遣らい』38文
『年宣りタマメ ヤマサ守 オコロの守も
地に纏り 年月日々の 守はこれ』ミ8文
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