【収む・納む・(葬む)】
A: 合わす。収める。据える。供える。埋める。
D:
正の方向に離す。「上げる・献上する・至らす・終わらす・葬る」
『いさなみは ありまにおさむ はなとほの ときにまつりて』ホ5 『くらこひめ みおたてやまに おさむのち ははこおすてて つにおくる』ホ7 『いかりゆるめて たちおさめ みとのみやひお さとさんと こたえのうたに』ホ10 『そろおうゑまき くさきりて かりおさむみの たみはまこ』ホ17 『まつかんさきの おおゐほり まなゐにいたり ぬさおさめ』ホ24 『かみにつつみて みひきくさ ふはこにおさめ たてまつる』ホ26 『やすにおさめて まつるのち つくしをしかの みことのり』ホ27 『さつくおひめか あつかりて わけつちみやに おさめおく』ホ27 『をのゑなお ねにおさむれは よくまもり わさはひあるも しなかゑて』ホ28 『よめちゆくねの をにおさむ ゑなかたけなる しなのくに』ホ28 『つきのみや せおりつひめお みきさきと あめにおさめて』ホ28 『つましなぬしら このみゑな そのをにおさめ まもるへし』ホ28 『ものぬしか たちにおわれは すすきしま おもむろおさめ たけふかみ』ホ28 『おしくもは よそやもにいり やましろの おしほにおさむ ひかしむき』ホ28 『ともにもにいり よそやのち あはのあかたに おさむのち』ホ28 『ふたやせに あててころしつ おもむろお ここにおさめて みこのかみ』ホ31 『しもそよか あめたねこさる ももやそな おもむろおさむ みかさやま』ホ31 『おくるとみ とはすかたりや わかきみも おくりおさめて みなかえします』ホ31 『おくるみうえの おもむろお はかたのほらに おさむなり』ホ31 『とみめのからも みなおさむ いきるみたりも おひまかる あめみこのりや』ホ31 『みこもはおさむ よそやのち わかみやにいて まつりこと』ホ31 『おもむろお たまてにおくり ゐたりおふ ともにおさめて あきつかみかな』 『かんたから いつもにおさむ ゐそみとし にしなかおえす』ホ32 『むほなつきむか いほとみや おもむろおさむ むまさかや』ホ32 『むとせのち おもむろおさむ つるきしま なつきすえよか めともやむなり』ホ32 『めつきみか おもむろおさむ いささかそこれ』ホ32 『わきみわきみと なかれさる いくさおさめて みなかえる』ホ34 『ゆめのしるしに みよのはつ あきあにおくれ ふゆおさめ』ホ35 『ひもろけす いてあさのたち このやくさ たしまにおさむ』ホ35 『みやうつし おおたたねこお さおしかの にきておさむる』ホ37 『ふかかあひ みてくらおさむ みをやかみ やましろふちか みあえなす』ホ37 『みかきふねより かもにゆき わけいかつちの おほかみに みてくらおさめ』ホ37 『かみかかすかの いちかわに つけおさめしむ にしきみこ つかさとなせる』ホ37 『むしなのはらに やさかにの たまありおさむ いそのかみ』ホ37 『そのたから あにはなれさる たくいかと よつてささけて おさめおく』ホ37 『やよゑなかすえ かけらうや めつたりおさむ たもとかめ』ミ9 |
「おす(和す/上す)」と同義語「さむ(添む/聳む)」の合成。
ここでは「A: 合わす・収める」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・敬う・尊ぶ・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・中心に置く・至らす」などの意。
一般に「を」は敬意を表し、身分の高い人に関わる事の場合は「お」に代えて「を」と表記している。
「ほつまつたゑ」「みかさふみ」では、おおよそ【治む】の意味には「をさむ」、【納む・収む】の意味には「おさむ」としているが、100%ではない。
変態:「むつむ(睦む)」「うつむ(埋む)」「あさむ(諌む)」「はさむ(挟む)」「いさむ(諫む)」「おしふ(終しふ)」「をさむ(納む)」「むすふ(結ぶ)」
関連語:「おしまい(御仕舞)」
派生語:「おさめ(収め・納め)」
10/01/27
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