【(和む・交む・守む・支む)・噛む・咬む】
A: 合う/合わす。交じる。障る。攻める。収(治)まる/収(治)める。調和する/させる。欲す。
『たけくしなくる これもかみ またおひくれは』ホ5 『とつかのつるき おれみきた さかみにかんて みたとなる』ホ7 『もしもねたみの かむときも あまかつはへり まぬかるる』ホ12 『かのほしお うらやむひとか かむゆえに たまのをみたれ』ホ13 『うらやむものか かむゆえに たまのをみたれ みやなくて すゑまもらぬお』ホ13 『はらみこお かみくたくゆえ たねならす かたわうむなり』ホ16 『ねたみわつらふ むねのほか おろちとなりて こたねかむ』ホ16 『めなしあみ よもひれとれは おおたいか くちおかみさき まえによる』ホ25 『あかつちか めおおときみに ちなむおは はやかおろちに かみころす』ホ28 『おとあしなつか めおこゑは ななひめまては かみくらふ』ホ28 『またもちおろち せおりつお かまんかまんと もゐそよほ』ホ28 『あめにいのれは くすなかれ はみあしおかむ おいつめて』ホ28 『さるたあさかに すなとりの ひらこにかまれ おほるるお』ホ28 『しかのちは ひるおかみぬり さかいきに あたらしものと かたりたまひき』ホ39 『いもこけの おろちかこりの ひめかむお たつとかくしの はかみなるかな』フいこけ 『をのおれは くもるかかみも あからさま おれすはねすみ なこやかむらん』フをおれ |
変態:「かふ(交ふ・支う)」「きる(着る)」「くむ(組む)」「くる(来る)」「こふ(乞う)」「こる(凝る)」
類語:「さわる(触る・障る)」
派生語:「かみ(和・守)」「はかま(袴)」「かも」「つかむ(掴む)」「なかむ(眺む)」「あらかみ(争み)」「かまふ(構う)」「かも(賀茂)」「かめ(亀・瓶)」「もかも」「さかむ(相模)」「はしかみ(椒)」
【離む・(起む・曲む)】
B: 離れる/離す。放つ。発す。起る/起す。そる/そらす。曲る/曲げる。
変態:「かる(離る)」「きる(切る・限る)」「ける(蹴る)」「こる(樵る)」
派生語:「さかむ(相模)」「わたかまる(蟠る)」「かも(離)」「あらかみ(争み)」「とかむ(咎む)」「かも(賀茂)」「よこかむ(横曲む)」「はかみ(僻み)」「かかむ(屈む)」
【(替む・還む・回む・掻む)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。改まる/改める。
『ものゐさは おころのかめる はおあかめ ゐもあらためて きさおいさめよ』フもゐさ |
変態:「かふ(替ふ)」「くる(繰る・転る)」
派生語:「かも(鴨)」「かんと(神戸)」「かま(還)」
【醸む・(上む・高む・崇む・超む・肥む)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」
●熟成する。醸成する。熟成して化ける。
『たかまはむつの はたれかみ はちのことくに みたるれは』ホ9 |
変態:「かる(上る)」「きむ(決む・極む)」「きる(鑽る)」「こゆ(肥ゆ・越ゆ)」
派生語:「かみ(上・髪・神・紙)」「かみ(香味)」「おかむ(拝む)」「かもす(醸す)」「かま(竃)」「かまと(竃)」「みかま(竃)」「かもゐ(上居)」「あかむ(崇む)」「うかむ(浮む)」「かめ(神)」
【(枯む・朽む)】
E:
負の方向に離れる/離す。「落ちる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」
変態:「かる(枯る)」「きゆ(消ゆ)」「くる(暮る)」「くゆ(悔ゆ)」「こる(懲る)」
派生語:「とかむ(咎む)」
10/05/26
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】