かえる  カエル  kaeru

  

【反る・変える・替える・返る・帰る・還る・孵る】
C: 回る。行き来する。転じる。一転する。循環する。再帰する。戻る。

『みなみにことを わきまえて おちつくはにし かえるきた』ホ1
『ねよりきたりて ねにかえるホ1
『さらりむしさり ゑおはらひ やはりわかやき よみかえるホ1
『かれたるいねの わかかえる わかのうたより わかのくに』ホ1
『これかえさんと かえらねは ことのはなくて』ホ1
『まちたまえ のちかえさんと もちかえり たかまにいたり もろにとふ』ホ1
さらにかえりて ふたかみは あらたにめくり』ホ3
『やはりなけきて ひたかみの みやにかえれは』ホ4
『さめてうるほひ こころよく みやにかえれは』ホ4
『わかみやに むへそたてしと あめにあけ おきつのみやに かえります』ホ4
『いなやしこめき きたなきと あしひきかえるホ5
『これちかえしの かみなりと くやみてかえる もとつみや』ホ5
『またおとこ つはものぬしと こくみそゑ つほねととめて かえらんと』ホ6
『ねなとやよひの もちよりそ うつきのもちに かえります』ホ6
『つはものぬしか しめなわに なかえりましそ』ホ7
『さすらをの かけのみやひの あやまちお はらしてのちに かえります』ホ7
『うおろちか ほのほおはきて おとろかす かなさきしはし たちかえりホ8
『みちものま しむにあつけて もろかえりけり』ホ8
『てにとるときに ゆひやふれ まつはせかえり あめにつく』ホ8
『ちものものまも そのくにの しむにあつけて もろかえりけり』ホ8
『ときにあまてる みことのり うけもちのまこ かたまろに くにみてかえれホ8
『かたまろかえり もふすとき しはしかんかえ みことのり』ホ8
『ふつくなけきて やつかれら かえりもふてん あめたみと いのちおこえは』ホ8
『きくつねすへて みそみよろ みたりはつつか もろかえりけり』ホ8
『とけやのあられ なるかみに みかたかえれは ををんかみ』ホ8
『よのみたれ これみなそれの あやまちと おもえはむせふ はやかえれホ9
『そさのをはちて ねにかえる のちおおやひめ つまつひめ』ホ9
『したてるひめの をしえくさ ならいかえりて をしくさに あふけは』ホ9
『よこへかえりて もふさくは いつもやゑかき おほなむち』ホ10
『おおせいい みくまのやれと ちちかまま かえらねはまた かみはかり』ホ10
『やとせふるまて かえらねは ななしのききす といくたす』ホ10
あめにかえれは こふのとの まつりおとりて みことのり』ホ10
『あきかえるとき またあえは ゆききのおかの なこそゑる』ホ11
『さけのむあゐに さくらのみ あきかえるひも さけおくる』ホ11
『たのしくおらは かすかまた ういおしれるや あめにうけ あめにかえるそ』ホ13
『めをおむすひて ひとこころ よにかえるとき すくなれは』ホ13
『すくなれは またよくうまれ よこほしは あゑかえらぬそ』ホ13
『またとわく ひはをにかえり みつはめに ひとはひとみに かえらんか』ホ13
『こころはの むはしそそきて みおしらけ ひをねにかえる かんかたち』ホ15
『くまとかえれは をさかたに うゆるそのあき やつかほの』ホ15
『ちけかれゆえに たまのをも みたれてもとに かえらねは』ホ15
『よろこひかえる うけすてめ ころひんきみと ちなみあい』ホ15
『みゆるしうけて おかむのち ふたきみかえる もとつくに』ホ16
『こもりまた これはかつてか よくしれり われかえるのち くたすへし』ホ16
『みなひるかえる このかかみ なんのためそや まさにきけ』ホ17
『あめのむくひは めすめるも そしるもうつも みにかえるホ17
『のちにみまこと たちからと いさわにかえり かえことす』ホ20
『あかねほのほに つみすとも まろかねはめと けかれゑす かくいいかえるホ20
かえるにはりに ゆきすきの みやにいのりの おおなめゑ』ホ24
『いそきかえれと おひやれは ははあねうらみ しもめして』ホ24
『しろこやに かえりちかつて ねたまれの わかはちすすけ このさくら』ホ24
『たかたひらきて かえります ゆたかなるとし みよろへる』ホ25
『むめひとをきみ しわかみの ほつまのみやに かえりますかな』ホ25
『ここにゆるして むかひふね みやにかえりて むつみてそさる』ホ25
『たみおめくみて わかこそと なつれはかえる ひとくさの みをやのこころ』ホ27
『わにのりあはえ かえるうち うむこのいみな わにひこは くしみかたまそ』ホ27
『あまてるかみも かえらせは あのみちまもる ひともなし』ホ27
『ひつきなす もすそおくめと きみたみの をしゑのこして あにかえるホ28
『つとめとて みかさにかえり たらまつり なんちおしくも しかときけ』ホ28
『かれにかくやま はにとりて かえれはきみも よろこひて』ホ29
『ものぬしかえり おしくもは かわちにゆきて おしほより』ホ30
『すへしかと たかくらしたか ややかえり つけもふさくは』ホ31
『みことさたまる くにつかさ たみにふれんと もろかえるホ32
『みなみちお みやこにかえり むめみやの はふりほつみの おしうとに』ホ32
かえれときみは これきかす みけぬしをやこ つくみおる』ホ32
『おおひこは あやしくかえり これにとふ おとめかいわく』ホ33
『みつかきの とほなのそなか こしのをし おおひこかえり もふさくは』ホ34
『わきみわきみと なかれさる いくさおさめて みなかえるホ34
『かそみねにしき くにつとに かえるあらしと みまなくに これたちそめそ』ホ34
『かみのしらいし もちかえり ねやにおくいし なるおとめ』ホ34
かえりおとろき つまにとふ いわくおとめは きさにさる』ホ34
『ゆきとくにむく みちつかさ かえれはよしと かはねたまひき』ホ34
『やつかれは ひしりのきみに まつろいぬ つかいかえりて これおつく』ホ35
『とよすきは ささはたみやに かえります またかみのつけ』ホ36
『なかたうまれの つちきみは もとにかえらん もちかえり つけよとてさる』ホ36
『おおわかこ かえりもふせは やまとひめ うちにいたりて みていわく』ホ36
『たたねこは かえりもふさく かものみや あるるおふして おもみれは』ホ37
かえるのち さらすかむすめ よひのほせ かまはたとへお きさきとし』ホ37
『あくるはる やよひにかえる たしまもり ときしくかくつ ふそよかこ』ホ37
『ふりおなしむの ととせふり あにおもひきや しのきゑて さらかえるとは』ホ37
『すへらきの くしひによりて かえるいま すてにさります』ホ37
『ねしもはひ まきむきひしろ にいみやに かえりいります』ホ38
『きわらにかえり ふとまにみ やたおねきのに うちやふり』ホ38
『きみなうれひそ はからんと つわものつれて やにかえりホ38
『はるかにのそみ ひとむれお おとひなもりに みせしむる かえりもふさく』ホ38
『ねこころお あかしかえりて ふそなきの みそかもふさく』ホ38
『つくしより ふなちおかえる あなときひ わたりあらふる ものころし』ホ38
『ふそやほの きさらきはつひ まきむきの みやこにかえるホ38
『みのにいつれは たけひこも こしよりかえり ここにあふ』ホ39
『おはりにかえり みやつめの ゐゑにいらすて いせのみち』ホ40
『ふつくをさめて いまここに かえれはいのち ゆふつくひ』ホ40
『しのひてあたに いらしめは あけくれかえる ひおまつに』ホ40
『ゐそみほほつみ みことのり かえりおもえは やむひなし』ホ40
『みことうけ きつむけかえる かみしつか まみえてほそち あつさたす』ホ40
『かみのつけ われはいやしき ひかわかみ もとにかえると』ホ40
『ゐそよほなつき みそかには ひしろのみやに かえりますかな』ホ40
『そさのをと あまのみちねと おともして ゐとせのうもち かえります』ミ5
『しかおちこちの ももつかさ みなふみそめて かえるこれかな』ミ7
『あわのみやにわ そたてしと あめにおくりて かえります』ミ逸
『おかみよろこふ みことのり ましはりかえるミ逸
『あそのよの なるかんをかも すみめかも わけやかえらん たのしきわなり』フあその
『すのこけの とかめはあるし めのこけは をころまつりて ゐおやかえらん』フすこけ

 ●<「繰り返す」の意から> 大いに〜する。〜しまくる。 =かえす

『はははいま はちかえるなり まみゆおり もかなとすてて』ホ26

 
かふ(替ふ・還ふ)」の連体形「かえる」が独立。

変態:「かわる(変わる)
派生語:「よみかえる(蘇る)」「たちかえる(立ち返る)」「はせかえる(馳せ返る)

  

10/01/24

  

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