融 (床)。
男女(陽陰)の融合。またその舞台となる床(ベッド)。
ホツマにおいては融合と調和こそが万物を産み育てる原動力と説かれる。
床や床酒は「融」を実現するモノザネとして、経矛の道と同一視されている。
『キシイこそ 伴を身際に 琴の音[事の根]の 床[融]に我君を 待つそ恋しき』1文
『桃下に酌める 酒に月 映り進むる 女神まず 飲みて進むる 後
男神 飲みて交わる 床の酒』2文
『二尊の 交わる時に 融酒や 融は経矛に 子をもとむ』2文
『腹・背・頭 足に従ふ 礎に 敷き座す床を いかすれと オコロの守と 名を賜ふ』21文
床酒 (溶酒・融酒)。
男女を融和・調和するために、トツギの際に飲む酒。 =ささ酒
まず女が飲み、次に男が飲んで、そして交わる。
床や床酒は「調和・融和を実現するもの」として、経矛の道と同一視されている。
【床盃】トコサカヅキ −広辞苑より−
婚礼の夜、新夫婦が寝所で盃をとりかわす儀式。
『桃下に酌める 酒に月 映り
進むる 女神
まず 飲みて進むる 後 男神 飲みて交わる 融の酒』2文
『二尊の 交わる時に 融酒や 融は経矛に 子をもとむ』2文
『和の尊より 二尊の 七代の幹も 経矛法 子を調ふる 床酒の 法
以て曰く』ミ2文
『コトサカノヲが 道
聞けば 床酒は先ず 女が飲みて 後
男に進む 床入りの 女は言挙げず 男の装い 女が知りとつぐ』4文
『子を調ふる 融酒は 国
生む道の 教えぞと』4文
『昔 君 マナヰにありて ミスマルの 珠を濯ぎて タナキネを モチに生ませて』7文
『床酒に ハヤコを召せば その夢に 十握の剣 折れ三割 さがみにかんで 共となる 三人姫生む "タ"
の斎名』7文
床入り (溶入・融入り)。
(男女が) 融け合うこと・溶けて交じること。
【床入り】トコイリ −広辞苑より−
1.寝所に入ること。
2.婚礼の夜、新夫婦が初めて床を共にすること。
『コトサカノヲが 道 聞けば 床酒は先ず 女が飲みて 後 男に進む 床入りの 女は言 挙げず 男の装い 女が知りとつぐ』4文
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